こんにちは。
うぱくんです。
私は少し前に某大手事務所でさまざまなジャンルのチャンネルを、
新規開設から撮影、動画編集、収益化、管理するところまで一通りのことをやっていました。
タレントと企画打ち合わせしたりキャスティングや演出などもやることがありました。
会社もよっぽど人手不足だったんでしょうね…^^;
そのおかげでひとつの動画作りでも、多面的に広い視野で見ることができました。
今思えば貴重な経験です。
そのようなポジションを担うことができたのは、
YouTubeはテレビと違って、良くも悪くも
“プロ・専門家でなくてもいい”という、
ハードルの低さなのでしょう。
当時のYouTubeはまだメジャーではなく、やはりテレビより下という感じが漂っていました。
テレビ出演していたタレントも露骨に見下していた記憶が鮮明に残っています。
(奇しくもその方も現在はYouTubeで頑張られているという皮肉な現実…)
さて、そんな経験値と日々の変わりゆくYouTube事情を元に、
チャンネルを始めるに当たって成功しない人の特徴を3つほど挙げたいと思います。
ネガティブ面からの切り口ですが、逆説的にとらえていただければなと思います。
①高い機材が無いとできないと思い込んでいる
確かに密着取材されている配信者さんや、デジタル機器マニアのYouTuberさんが
高性能のカメラやマイクを紹介しているシーンはよく目にします。
しかし、始めるにあたってはスマフォ1台で十分です。
スポンサーから依頼を受けているわけでもないし、
ヒット映画を作るわけではないのです。
それに今のスマフォはだいぶ高性能になっています。
ノーリスクから始められます。
②労力をかけすぎる
何度も話し合った企画案、何時間もかける実験系やロケ、そして編集作業では演出やオールテロップを付けないといけないと思い込んでいる人がいますが、別にそんなことはありません。
撮った素材をそのままアップしてもOKです。
時間をかけた分、再生数が比例してくれるというものでもありません。
過程ではなく結果がすべてです。
ただし、これは別にこだわりを捨てろという意味ではありません。
スピード感との兼ね合いをバランスよく考えましょうという話です。
頑固職人のように“納得いかないものは出さない”という考え方よりも、
柔軟にスピード感を意識した更新頻度の方が成功している傾向があります。
③継続しない
これは何事にも言えることですね。
愚直にコツコツと続けていれば、ある程度は形になると思います。
というより継続できない周りが勝手に脱落していくから相対的に自分が残る、
といった感じでしょうか。
そして1本1本の動画をローカロリーで作ることです。
精神論みたくなってしまいましたが、結局 続かない人は
“やらない理由、できない理由”を探しては怠って、
そのまま放置チャンネルとなってしまいます。
そして視聴者も離れていきます。
もちろんそのタレント事務所の意向としては
「タレント、著名人だから適当な動画は出せない」というのもありましたので、その点は理解できます。
また、個人の感想になりますが
YouTubeの認知度の低さやプロとしてのプライドも肌で感じました。
でもこれから開設する何者でもないただの素人さんは、
別に失うものはないですよね?やらない理由はないですよね?
とにかく何も気負いせず動画を大量生産していきましょう。
自分自身に投稿癖を付けていくことが継続するコツの第一歩だと思います。
それではまた!