<失恋、別れ、復縁希望>死にたいと思ってしまう方へ

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今がとんでもなく苦しかったら、死んだら今より楽になると思ってしまいますよね。

その気持ちをもつことは、全く悪い事ではないと思います。
むしろ、目の前の苦しさから逃げたいのは、とても自然な気持ちです。

でも、「死にたい」という気持ちが強まっている時は、「今は冷静な思考力ではない」ということを覚えておいてください。

つまり、認知の歪みにより、「死ぬか生きるか」のように、極端な考え方をしやすいという状態になっている、ということです。

今がとんでもなく苦しくて耐えられないからこそ「生きること=辛いこと」「死=楽(苦しさからの解放)」だと2択で考えてしまうのだと思います。

でも、死ぬこと以外にも、生きてさえいれば、選択肢はまだまだたくさんあります。

認知の歪みが強まると、死ぬこと以外の選択肢が見えなくなります。

だからこそ、もう逃げ場がない気持ちになり、「死にたい」と感じてしまうのです。

でも、諸行無常という言葉があるように、この世のものは全て変化するようにできています。

あなたの気持ちも、他人の気持ちも、取り巻くご状況も、月日とともに必ず変わっていきます。

あなたの今の苦しさは、永遠に続くわけではないということです。

でも、認知の歪みがある方は「変化(未来)」=「悪い事」だと考えやすい状態になっています。

恋人と別れた後に、「死にたい」と感じている人であれば、「おそらくこのまま復縁はできないだろう。もう苦しみに耐えられないから、今のうちに死んでしまいたい」のように考えてしまうわけです。

でも、変化は起きてみないと分からないものですし、未来は来てみないと分からないものです。

別れた後ふとしたタイミングで相手とのやりとりが再開して復縁するかもしれませんし、未来ではもっと素敵なパートナーと幸せに過ごしているかもしれません。

復縁を希望されている方は「復縁できない未来」を想像するだけで、きっと怖さや絶望感があると思います。

でも、未来のあなたは、認知の歪みが強い今のあなたが想像するよりは、復縁できなくても幸せに過ごしていることでしょう。

だから、変化してからどうするか考えれば良いんです。変化する前の段階で、変化した後のことまで考えるから怖くなるのです。

認知の歪み=未来を悪いように予想しやすい状態です。

だからこそ、未来が怖くて不安になり、生きることから逃げたくなります。
でも、それは思考の歪みによって、明るい未来の可能性が見えなくなっているだけなのです。

あなたはこれまで「あの時、死ななくて良かったな」と思う経験をしたことはありませんか?私は数年に1回くらい、そんな幸せを感じられる瞬間があります。

生きていると誰しも辛いことの方が多いですが、数年に1回だけでも「あの時、死ななくて良かったな。生きてて良かったな」と思えたらそれだけで十分だと私は思います。

そんな「生きてて良かったな」と思える機会をひたすら待てるように、「苦しくても、ただ生き延びる」という選択をしてほしいです。

今、死にたいという気持ちと戦っている人は、光の見えない暗闇にいるような状況かと思います。

でも、光はないのではなく、「今」一時的に見えなくなっているだけです。

そもそもの希望は存在しているのに、鬱の症状や認知の歪みから「今だけ」見えなくなっているのです。

今、あなたが強い絶望感、苦しみを感じているのは事実であり、そこから逃げたくなるのは分かります。

でも、暗闇でどこに光があるのか分からなくても、手探りで一歩一歩進んでいけば、やがて状況は必ず変わり「光」は見つかります。

別れた後「死にたい」と思っている人が本当に死んでしまったら、「復縁して、相手と一緒にいられる未来の可能性」はゼロになりますし、「新しいパートナーと出会い、幸せになれる可能性」もゼロになります。

生きてさえいれば、別れたとしても、そんな未来の可能性はゼロにはなりません。

「死にたい」という気持ちが強まったときは、そう言い聞かせて「死にたい」という欲求を抑えるようにしてみてくださいね。

希望が見えないのは、「今だけ」なんです。
苦しくても、耐えられなくても、今は1日でも長く生き延びることだけ考えてください。

人生はその積み重ねです。
だましだましでも、とにかく生き延びれば良いと思います。

その積み重ねの中で、いつしか状況が変わっていて、気持ちも変わっていますから。

この記事を最後まで読んでくださったあなたが、1日でも長く生きるという選択を選んでくれますように。




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