復縁したいなら知っておくべき「冷却期間」とは

記事
学び
こんにちは。
恋愛心理アドバイザー白浜ゆうりです。

本日は、他サイトで掲載している過去の記事をココナラで投稿します。

1年以上前の記事なので、「復縁の基礎中の基礎の内容」で申し訳ありません。

「復縁活動始めたばかりで、どこから手をつけたら分からない」という復縁ビギナーさんに読んでいただけたらと思います。

復縁活動上級者の方や日頃から私のブログをよく読んでいただいている皆様は「そんなこと知ってるよ」という内容になっていますので、また次回の記事に期待していてください(笑)


1. 冷却期間とは


冷却期間とは、別れた後に元交際相手と接触しない期間のことを指します。

連絡しない、会わないなど、相手にとってあなたが生きているか死んでいるか分からない状態にすることが、冷却期間中の理想の形です。

2. 冷却期間が必要な3つの理由

<2人の気持ちの温度差を近づけるため>
別れの直後は振った側と振られた側では、気持ちに温度差があることが自然です。

振られた側は、別れた直後から寂しさ、怒りなど、別れによる痛みを強く感じます。

しかし、振った側は自分から別れる選択をしていますので、別れてしばらく経たないと別れによる痛みを感じづらい傾向にあります。

復縁するためには、相手に別れた後の痛みを感じてもらうことが必要です。

別れた後はこちらからの接触を絶つことで、相手に早く寂しさを感じさせることができます。

冷却期間は互いに別れの痛みを実感し、2人の気持ちの温度差を近づけるために必要な過程になるのです。

<別れたことに対する相手の罪悪感を軽減するため>
真剣に交際したカップルほど、別れには痛みが伴います。

振った側は「傷つけてしまった」「裏切ってしまった」と罪悪感を抱えていることが多いです。

人は罪悪感をもつと、相手を嫌いになったわけではなくても、相手と接することに気が重くなってしまいます。

その結果、相手を避けたいような、相手と距離をおきたいような気持ちになります。

振られた側が、別れの際に泣いたり、すがったりするほど、振った側の罪悪感が強まります。

振られた側が必死になる姿を見ると、振った側は相手に痛々しさを感じ、余計に距離をおきたくなります。

振った側に罪悪感があるうちは、接触しても相手の負担になってしまうだけで復縁は不可能です。

しかし、相手との接触が一切なくなると、時間の経過とともに自然と振った側の罪悪感は軽減します。

そして、相手を避けたい気持ちも徐々になくなります。

その結果、以前のようなスムーズなコミュニケーションをとることが可能になります。

その段階になってやっと、復縁への良いスタートが切れると言えます。

復縁をめざすスタート地点に立つまでに必要なのが、冷却期間なのですね。

<相手の中でのあなたのマイナスイメージを軽減するため>

振った側には、別れを選択した理由が必ずあります。
別れる前に交際相手に不満があった人も多いでしょう。

もし、あなたが振られた立場なら、別れの直後は、相手の中にはあなたのマイナスイメージは強く残っています。

しかし、冷却期間をしっかりとることで、あなたへのマイナスイメージが薄れます。

あなたと離れることで、相手はあなたの良かったところや、交際中の楽しかった記憶を思い出せるようになります。

相手があなたへの良いイメージを思い出せるようになるまでに、冷却期間というリセット期間が必要なのです。

3. こんな時ってどうする?2人の状況別、冷却期間の取り方


<別れた後も環境的に会わないといけない場合(相手と学校、職場が一緒など)>

相手と同じ生活圏内にいる場合、顔を合わせる機会が多く、完全な冷却期間をとることが難しくなります。

そのため、できるだけ冷却期間に近い状態にすることが必要です。

職場が一緒の場合は業務上困らない程度に、学校が一緒の場合は学業や交遊関係に影響がない程度に接触を控えましょう。

挨拶はしてもプライベートの会話は控えるなど、交際時よりしっかり距離感をもって対応することが必要です。

冷却期間中は連絡も必要でなければとらないようにしましょう。

<相手から連絡が来る場合>

もし、あなたが振られた立場である場合、相手が連絡をしてくる心理としては

・情が残っているので、接触がなくなるのは寂しい
・交際はできないけど、まだ好意をもっていてほしい(キープしておきたい)

という気持ちが少なからずあります。

そのため、交際前と変わらない距離感でいてしまうと、交際する覚悟がなくてもキープできる存在と認識されてしまいます。

変わらずに交流できることで、相手は別れた後の寂しさを感じづらくなり、復縁の決断ができなくなります。

相手から連絡がある場合は、徐々に返事を遅らせていき、交際中より明らかに連絡頻度を下げましょう。

文字数を減らしたり、相手への質問は控えるなど、相手に関心が薄れたように対応をするのがおすすめです。

別れたなら別れたなりの距離感をきちんととることが大切です。

もう恋人ではないことを分かってもらい、早目に別れた寂しさを感じてもらいましょう。

<Twitter、Instagram、facebookなどSNS上で相手と繋がりがある場合>

相手が見る可能性があるのならSNSの投稿も控えた方が良いでしょう。

相手がこちらの近況を知ることができる状況は、別れた後もあなたを身近な存在に感じさせてしまいます。

そして、相手は別れた後の寂しさを感じづらくなります。

SNS上で彼の投稿にいいね!やコメントを残したり、足跡をつけるような行動も控えた方が良いでしょう。

4. おすすめの冷却期間の過ごし方


冷却期間中は、相手が何をしているか、誰といるのか分からない状態になりますので、不安や寂しさが高まりやすいです。

しかし、そんな気持ちに負けて連絡をしてしまうと、復縁が遠のいてしまうリスクがあります。

マイナスな感情に流されずに冷却期間を過ごすための方法をご紹介します。

<周りの人間関係を充実させること>
人には帰属欲求と言われる欲求があります。

色々なグループに所属することで、「自分の居場所はある、ここにいていいんだ」と安心したい欲求です。

人は恋人、家族、職場、友達など、様々なグループに所属し、帰属欲求を満たしています。

恋人という一つの居場所を失った喪失感は大きいです。

失恋後は一人でいると、相手のことを思い出してしまう時間が増えて、余計に辛くなってしまいます。

失恋後は「一人で」「家で」「暇な時間があるほど」ネガティブな考えに寄っていきます。

そのため、周りとの人間関係を充実させ、恋人以外にもきちんと自分の居場所をつくりましょう。

<夢中になるものを見つけること>

仕事、資格勉強、習い事、趣味など、自分がやりがいを持って取り組めること、やっていて楽しいと思えるものを見つけましょう。

これまでデートにあてていた時間を自分のために使って下さい。

別れた後に、新しいことを始め、生活に変化をつけることで気持ちもゆっくり変化していきます。

気が向かなくても、腰が重くても、とりあえず生活で何か新しい変化をつけるのがおすすめです。

新しいことでワクワクしたり、緊張したりする気持ちが大切なのです。
そうすることで、意識が過去ではなく、現在や未来に向きます


<軽い運動を習慣化すること>

運動は情緒を安定させるための土台となります。
落ち込んでいて気が向かなくても、まずは体を動かしてみてください。

人は「体を思いっきり動かしながら鬱々とした気持ちは維持できない仕組み」になっています。

極端なことを言えば、猛ダッシュしながら人は「死にたい」とは思えないのです。

なんとなく、想像つくのではないでしょうか?

体を動かしているうちに、不思議と少し前向きな気持ちになってくるのです。


脳はこのように行動で簡単に騙すことができます。

運動が習慣化できていない方は、最初からハードな運動をしてしまうと続かないので、簡単なものから始めましょう。

まずは1日数回からでも、数分からでも良いので、まずは行動に移してみることが大切です。

慣れてきたら、徐々に増やしていってください。

行動にうつすことで、鬱々とした気持ちに徐々に変化があることでしょう。

5. 冷却期間が終わったら


冷却期間が終わったら、相手にとって返しやすいシンプルな内容の連絡をしてみましょう。

相手に重さを感じさせないような、明るく爽やかな内容が効果的です。

久し振りの連絡に相手が喜んでくれたら、その後のやりとりは弾みます。
しかし、ダラダラ長引かせるのは相手の負担になります。

どんなにやりとりが盛り上がっても数日以内には
「久しぶりに話せてよかった。またね。」
と次に繋がるように切り上げた方が良いでしょう。

相手が「もっと話したいな」と物足りなく感じていれば、次は相手から連絡が来ます。

冷却期間後に連絡した時、相手からの返事が遅かったり、相手が素っ気ない場合もあるでしょう。

その場合は、タイミングが悪かったか、冷却期間が足りなかったと考え、すぐにやりとりを切り上げてください。

そして、再度冷却期間に入るようにしましょう。

復縁では何よりもタイミングが重要です。

二人のタイミングが合っていない時は、片方が頑張っても空回りしてしまいます。

そのため、タイミングが合っていない時は早く切り上げて、次のタイミングに備えるのがおすすめです。

6. まとめ

正しい冷却期間をおいて、相手の心理が変化するのを待つことは復縁においてとても大切な過程になります。

復縁は自分の気持ちを押し付けるのではなく、相手への思いやりがあってこそ成り立つものだからです。

別れたばかりの皆さんは冷却期間を通し、二人の関係を見直したり、自分の行動を振り返る時間をとりましょう。

冷却期間は、復縁した後に相手とより良い関係性を築くためにも必要な時間になります。

お二人がまた一緒に笑い合える日々を想像しながら、辛い冷却期間を乗り越えてくださいね。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す