帳票のカスタマイズ

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IT・テクノロジー
幸い多少なりとも商品を販売させて頂きました。ご購入頂いた皆様に心から感謝致します。当初は「商品販売」を想定した帳票作成の商品をご紹介していました。しかし実際には様々な業種の方よりお問い合わせやその後ご購入を頂きました。

そうしたことはある程度は想定していましたが、予想以上に多業種にでありました。それで、紹介した商品そのままでの販売は皆無でお客様のご要望を聞きつつカスタマイズして納品まで何とかこぎつける事が出来ました。ご購入頂いた皆様が満足してお使いになっているかが少々気にかかります。

どのようなプログラムでも同じですが、造り手によってどのようにでも造れます。確立された方法や限界は確かにありますが、その範囲の中で自由に造れるものです。ですから使いやすいもの、そうでないものも出来上がってしまうわけです。

ある人にとっては使いやすいが、ある人にとっては使いにくいと感じるものもあり得るのです。そこが造り手にとって悩ましい所です。

今現在ベストと感じる作り方が時間とともに非常に恥ずかしいプログラムやソフトウェアだった事は多々あり、プログラムを造った経験のある他の人からも良く聞く話ではあります。

ご依頼様が満足する物を提供できるにはどのようにしたらよいか、日々悩む事であり、現在の自分の技術的な習熟度の中で最善のものをご提供できるかが実際のプログラミング以上に悩む事です。

現在の自分の方法論がご依頼様にとって最善とは考えていません。PCやExcelにどの程度の知識や理解があるのかでも変わって来ますし、その方の考え方やこれ迄の経験でも変わって来ると思っています。

ネット通販等の入力等の方法を観察すると、おおよそ同じような入力方法をとっているようです。
各要素(個人情報、商品情報)別に入力画面を設けて、段階的に入力を進めて行く方法がとられています。入力者が今どのような作業をしているかを直感的に把握できる入力方法が今のところ受け入れやすい方法のようです。

当方もなるべくそのような方法で入力出来るように作成しているつもりです。
具体的には入力画面(Form)を多用し、プルダウン選択(コンボボックス)を使い、一度手入力したものが何度でも、出来るなら最終的な結果(印刷等)まで使用する方法を取っています。

ご依頼様の満足するものをご提供する為には、よいコミュニケーションが必須です。しかしながら、ご依頼様自体がどのような事を求められているのかが明確に理解できず、こちら側で的外れなご提案をしてしまう場合があります。

ご満足するツール、システム、プログラムを作成するには、現在行われている作業や仕事を分析してプログラミングをする必要があります。
これはとても難しい作業で、分析が曖昧だったり的外れだったりすると、とても使いづらい、非効率なものが出来てしまいます。
ですから、プログラミングを得意とする人がよい、ツール、システムを作り上げられるとは限らないのです。

以前に「システムアドミネータ」という資格がありました。この人達は現場とプログラマーとの懸け橋となる人材の資格でした。ですから、いかに現場の仕事をプログラミングする事が難しいかを考えさせられる「資格」の存在でした。

実際にご依頼される方のご依頼の内容を拝見させて頂くと、仕事は知っているがPCにうとい方、もしくは仕事の内容もよく把握しておられない場合が殆どです。当たり前ですし、当然の事です。わからないからこそ「何とかこの面倒な仕事から開放されたい。」と思った方からご依頼が来るわけですから。

こうした同士のやり取りは言語の違う人と人とのコミュニケーションに似ています。手振り、身振りで何とか互いの僅かの共通の理解を頼りに会話を続け、何とか目的に達するのです。

当方としては、現在行われている仕事の手順の把握と、最終的にご依頼様が必要とする結果(帳票の項目や体裁)が明確に解ればよいご提案が出来ると考ええております。わかる範囲で結構ですので、情報をご提供して頂ければと思います。「こんな事わかっているだろう。」と思っている方もいらっしゃるようですが、仕事の業種、やり方、進め方、個人的な考え方は千差万別である事をご理解頂ければ幸いです。
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