データベースの話

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IT・テクノロジー
昔の本やらCDやらを整理していてACCESS2000の本が出てきたので、今日はデータベースの話をしようかなと思います。
当時(1990年代)10万点のトランザクションファイルの中からいろいろと調べたい事があって、必要なデータを定期的に取り出していました。

当時のやり方としては、トランザクションファイル自体は生ファイルしかなく、順ファイル(シーケンシャルファル)にはなってなくて、一度フルコピーしたファイルをシーケンシャルファイルに直して必要なデータに縮小して、なんとかロータス123の表計算に持ち込むという手順でした。当時のExcelは使い物ならんかったなあ。そういえば。

まあ途中に汎用機で使っていたファイル形式(名前忘れた)からパソコンで扱えるテキストファルに変換する(機能も昔ついてました。)

トランザクションファイルデータからいろいろな情報を得る事が出来る事に味をしめたのですが、なにせ時間がかかり過ぎて、終わるのが午前様っていうのが常でした。若かったから出来た。今なら無理。

さすがに根を上げて、そして、データベースソフトというものがあるという事を知り、雑誌の説明でははSQL言語というものがとても便利で速いというのです。

そして早速ACCESSを購入。当時のバージョンは確か2.0で1.0より格段に性能がアップして,WIN95対応というふれこみでしたね。
会社に申請しても、いつものように却下。自腹で購入しましたね。

いやー使ってみると便利早い。何が重要な要素なのか出してみないと分からないという事が多かったので、集計クエリーで様々試してみる事が出来るのです。いやー驚きでした。
しかし、当時のWin95は突然デッドロックして折角時間をかけて集計したデータが飛んでしまったというのがよくありました。ですから途中で必ず何度かHDDかフロッピーに収めてながらの作業でしたね。

10万点ドンとそのまま生のIBMファルをテキストファイルに変換して入れられたので楽でしたね。しかし今度は媒体にデータを移すのが面倒になってきまして、当時の移動媒体はフロッピーディスクでしたからね。
汎用機の端末がWin98になると、その手間もなくなりましたが。

現在のExcelの行は10万点を超えていますよね。当時の10倍ぐらいになっているのでしょうか。
処理も早くなりました。クエリーなどはいらないくらいですね。

当時ACCESSでアプリケーションを造ろうとしていた時、SEの人にVBAは処理遅いのでなるべく、クエリーを多用した方がいいよとアドバイスを頂きましたね。

月で合計入力10万点ていうデータ量は相当な量なので、ちょっとした中小企業なら十分な収容量ですね。
規模次第ですが、現代においてACCESS使用は相当なデータ量でないと必要ない時代なのかもしれませんね。使ってみるととても便利ですけど。帳票作成なんかはすぐ出来て便利ですけどもね。

また、機会があればまた試して見たいですね。


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