とにかく失敗したくない人へ

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今の若者は、失敗を過剰に恐れて、結果が見えないことは絶対やりたくないらしい。
何事も失敗したくないから、口コミを丸ごと信じ込み、自分の考えが少数派だと口にも出さず、安易に多数派に流される。
最近よく言われますね。
でも、それは若者に限ったことではないと思います。
わざわざ失敗したいと思う人は少ないでしょう。私だって失敗しなくて済むならしたくありません。

でも、失敗したら人生の終わり、ではありません。
人間は学習しながら成長する生き物です。そして失敗しない人はいません。
むしろ早いうちに失敗経験を積み重ねた方が、最終的には得になるんです。
なぜでしょうか?

失敗を積み重ねた方がいい理由。
その1.何がいけなかったのかに気づけるので、次に活かすことができる。
その2.失敗は想定外のことが起きることで発生する(ことが多い)ため、考え方の幅が広がる。
その3.失敗をリカバリーするために考えたり、周りから知恵をもらえることで、解決策や知恵が増える。
その4.失敗した時と似たような状況になった時や、事前に、同じ失敗を繰り返さないようなポイントに気が付くことができる。
その5.失敗した気持ちが分かるので、他人(特に目下の人)が失敗して落ち込んだ時に励ますことができる。相手をフォローできるようになり、仕事ならよりよいチームワークができる。人間関係もよくなる。

そして何より、失敗した人が思うほど、周りはその失敗に関心を持っていません。
失敗した本人は死ぬほど恥ずかしいと思っていても、周りは大したことだと思っていなかったり、すぐに忘れてしまいます。
人生、今日は一番若い日です。何事も早いうちに失敗を経験してしまった方が今後に役立てることができるんです。
失敗は恥ずかしいことではありません。

狭い視野しかない中で考えても、解決策や新しいものは生み出せません。知ったかぶりして口だけ出してくる人の方がよっぽど恥ずかしいです。
失敗を体験することで、失敗した分、いえそれ以上に得るものはあるんです。
繰り返しになりますが、他人は自分が思っている以上に自分に関心を持っていません。だから、他人の失敗を引きずってる人はほとんどいませんよね?
失敗したら反省は必要ですが、恥ずかしさを引きずったりくよくよ悩む必要はありません。くよくよする時間を気分転換に充てた方が心の健康にもいいですよ。
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