自分を探す旅ではなく、自分を見つめる旅をしよう

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占い
いつも閲覧ありがとうございます。
ヘリオセントリックという太陽視点の星占いを通して、「魂」というエネルギー性質についてお届けしているkinako(きなこ)です。

2023年も始まり、再び慌ただしさに飲まれる日々を送っておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

世の中は受験シーズン。
また、異動に備えたり、進学や就職に頭を悩ませている方も多いことでしょう。

当方としましては、時代的に面接だけで進学(内申点重視)できた人間ですので、今の学歴社会であったなら何をしていたか検討もつきません。
また、その後もお金があれば入れた専門学校、そして非正規での雇用を転々として今に至るため、計画的に将来を見据えている今時の方々の視点は、とても素晴らしいなと感じております。

が。

それでも「想像と違った」「なんか無理だった」「やっぱり〇〇したい」という思いに駆られて道を変える方も多いことと存じます。

わかりやすい目標や、安心へ繋がる行程が少なくなった今、過去の成功例やオススメされる方法、職業、人生設計が全く役に立たなくなっているからです。

私が「占い」を自分でやってみようと思ったのも、上記のことからでした。

何をしても、誰といても、「何が最善なのか?」ばかりが脳裏をよぎり、楽しめないし夢中になれない。
明日のことが気になるし、お金の心配ばかりしてしまう。

そんな漠然と不安が日々、眠る直前に沸々と浮かんでしまい、毎日がストレスでした。


ーそして全てが嫌になると、食事も喉を通らず日中寝たきりという鬱のような状態に。


もちろん、当たり前の「休息」が不足していたことは大きな原因でしょう。

けれど、「〜したい」という欲求や願望が欠如し、「周りと同じようにしなければ」「家族に迷惑をかけないようにしなければ」という強迫観念は、かなり私自身を追い詰めました。

貯金を切り崩しながら、数年おきにまるっと1年休むということを繰り返していたので、『そろそろなんかやばい』と思い、始めたがブログ。イメコン。中医学。そしてなぜか星占いでした。

出生時の星の配置には、あらゆる情報が潜んでいて、読み方(技法)によって、様々な事象が浮かび上がります。
性格、性質、嗜好、人付き合いや仕事の仕方…
けれども30数年を過ごしてから向き合った星占いでは、あまりにも多くのことが詰め込まれすぎていて、私には欲しい「指針」が見つからなかったのです。
(単に技量不足、相手へ伝えるコミュニケーション不足などもあったでしょう)

そんな時に知ったサイン(星座)を用いない「ヘリオセントリック」という技法。

天体と角度を起点に、自分の内的感覚と照らし合わせることで「読み解く」という、なんともあやふやな星占い。
と、当初は考えていました。

しかし面白いことに、イメージされる象意と「しっくりくる感覚」というものを紐づけていくことで、実際に自分が「こうありたい」と思う‘像’は浮かび上がってきました。
(のちにサインを用いたヘリオセントリックで見返しても、納得のいく解釈ができるようになりました。イメージ力を養う側面があったのかもしれません)

・誰かが答えをくれる
・結果が答えをくれる

という、外的要因から探す「自分探しの旅」をしていると、いつまで経っても私のように、何も答えが見つからないのではないかなと思っています。
もちろん天啓のように「天職」に出会う人も、世の中にはいるでしょう。
でも、ほとんどの人はそんな出会いはないのです。

多くは、自分という存在に自分で向き合い、見つめてゆくことで、やっと納得のゆく生き方や価値観、目標が手に入ります。

それは強制的な押し付けではないし、責任もない、内面から湧き上がる衝動。情熱。欲求。願望。

エゴという言葉でありながら、エゴだからこそ飽きずに取り組むことができ成果に繋がる。
そして他者に必要とされること。

わかりやすい仕事でないかもしれません。
子を育てるとか、好きを表現するとか、一瞬、経済活動に関連しないこともあるかもしれません。

そもそも働いて金銭を得る、地位を得るという「結果」にこだわる必要が、私の人生に必要なのか?違うのではないか?という方は、本当はもっと多いのですが、資本主義という大枠で生きるためには基本的なことであるために、どうしても主軸にしてしまっているだけなのかもしれません。

また、どれだけ金銭が必要なのか?
ということも、どんな人生を選ぶか(求めているか)で全く変わります。

自給自足を求めているとか、生み出すより守る(維持する)ことをしたい場合だと、早くから遺産を受け継いだり、配偶者を見つけて家庭を維持する活動をしたほうが、日々が充実することでしょう。


それだけ私たちは、心の奥底で求めているものと、現実で「当たり前」だと思って選んでいることとはかけ離れているのです。

と。

冬休みに鑑定をふり返って考えていたのですが、お読みいただいているあなたは、ちゃんと魂と現実の行動とが噛み合っているでしょうか?

私もまだまだ全てを求めるカタチにはできていませんが、これからも真逆の選択をして自分をいじめないようにしたいなと、今年の抱負を心に決めております。

ぜひ、ご無理をせず、時にはしっかり休みながら、誰のためでもない「五自分のための人生」を選び、進んでいただければと思います。

それでは、2023年も遅くなりましたが、よろしくお願いいたします。






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