ヘリオセントリック│9月の星の会合とふり返り星読み

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占い
水星逆行の影響があちらこちで聞こえておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は例年通り、この時期は鑑定がぴたりと止まるので、「逆光きた…!」と感じておりますが、合わせまして、鑑定内容や方法についてどうしたものか?と考える時期だなとも思っております。


【ジオセントリック(天動説)】と【ヘリオセントリック(地動説)】により、

■ジオセントリック→地球視点での星占い
・地球という物質世界で起きる事象と、地球に生まれた肉体を持つ「わたし」について

■ヘリオセントリック→太陽視点の星占い
・太陽という星を中心に、太陽系の星たちが持つ象意とその角度から、その瞬間に発生した「魂というエネルギー性質」について


という見方をしているのですが、ついに私がこのヘリオセントリックを学んだ講座が終了されたということで、自分でも講座を開くか、はたまたもっと踏み込んで、ご依頼者様に『よくわからない(実感できない)』と感じる部分へのサポートを厚くできないか?
ということを悩む時期となりました。



■9月の「星の会合」は10回
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(詳しくは当HP(ブログ)とTwitterやインスタに毎月の詳細を記載しているため、ご覧いただきたいのですが)今月は「秋分の日」という、朝晩の長さが同じになる日もあることから、かなり内面的に気づきや変化を感じられる月となっています。

先月8月が、3回しかなかったために、今月は特に「水星」との縁がヘリオ的に強い方々にとっては、思いにふけったり、頭を使いすぎてちょっと頭痛がひどかったり、眠くなったりといった現象が起きそうです。

まだ暑いですが、水分とともにぜひ糖分を摂取して、肉体ケアにも力を入れていただければと思います。

■与えら得れた「答え」ではなく、「自分の中を答えを見つける」努力を

星占いでは、アイデアと行動力の「火」、物質と安定の「地」、知性と移ろいの「風」、感情と想像力の「水」の4エレメントや、「活動」「柔軟」「固定」といったクオリティを見るだけでも、かなりその方の性質を判断することができます。
他の命術でも同じです。

これは、持って生まれた肉体とその生まれ落ちる環境から、実際に受ける影響を想定して現れてくる性質と言えると思います。

反対に、ヘリオセントリックでは形のないエネルギー性質です。

それら肉体に付随して発現する性質のさらに深くに眠っている秘めた力。

それを神秘やサイキックな能力と捉えてしまうと違うのですが、私達自身が、実際に生きている世界の物理的現象に基づいたルールや常識に当てはめることのできない、‘感性’、‘思考’、‘感覚’、‘湧き上がってしまう気持ち’を示しています。

これらはどんなモノや人があろうと、失われることなく根付いている個々人の観念とも言えるでしょう。

そう考えてしまうこと。
そう行動してしまうこと。

この観念が、実際の世界とマッチしている方は、すんなりと生きていけることでしょう。

しかし、これが今の時代、今の世界とずれていると、それだけで苦しく悲しい思いをされると思います。

かつての私も、「周りの普通」「一般的」「当たり前」という言葉と仕組みに悩み、不毛な挑戦を続けながら、多くの自己啓発や占いを渡り歩きました。


結果、根本的に『求めているものが違う』ということに気がついけたのが、このヘリオセントリックという占星術でわかった性質です。


■占いも、今は「はっきり」「すぐに」わかるものが求められるけど


いろんな書籍、診断サイト、占いによって、

・あなたに向いているのは…
・あなたの適職は…

と、教えてもらえてきましたが、いざそのとおりを目指してみると、どうにも楽しくないばかりか体調を崩す一方でした。

確かにこれらは、物理的には「できる」「達成しやすい」といった適正でした。

それは間違っていなかったのです。

けれども、心の内…誰に伝えても共感されない部分では、「教えてもらった答え」は少しズレていたのです。

全ては現実に即した答え。

すでにこの世に存在するものの中から提供された答えです。

ここまで読んでくださっている方は気づかれたかもしれませんが、誰かから提供されたものが、本当にぴたりと当てはまることはないのです。

必ずどこかで「もうちょっと〇〇だったら…」という想いが生まれるからこそ、この世にはあらゆる製品、あらゆるサービスが数え切れないくらい生まれています。

私も、読んでおられるあなたも、恐らくは明快な答えを求めて調べておられたはずですが、本当に腑に落ちる答えを提供してもらえることはないのです。

結局は、自分の中にある違和感の謎を紐解き、一般的な常識を一度取り払った透明な心のフィルターで、隠れた本音を見つけるしかないのです。

・あなたは〇〇座だから…
・あなたには〇〇があるから…

定型文と憶測だけでは、ぴたりとハマる答えは出てきません。
他者からはどうしてももらえないものなのです。


ヘリオセントリックはそういった意味では、「読み方」を提供はできても、本当の答え(役割や使命だと感じられるもの)』を、自力で探し当てるツールです。


だからこそ、人によっては「全く当てはまらない!わからない〜!」と感じる方と、「あ!わかります!やっぱり〇〇だったんですね!」と、自分の中の違和感と紐づけて考えつく方とで分かれていくようです。

エゴの先に見えてくるもの、理解できるものがヘリオだとか、地球での使命をやりきったあとにわかるもの、という見解もあるようですが、私としては、「地球で生きていく上での大きな指針」ではないか?と感じています。


ホロスコープが読める方であれば、

AC→IC→DC→MCが人生の流れであり、太陽星座がその人の大きなテーマです。
そして、アンチバーテックス(陥りやすい人から求められること)とバーテックス(社会で背負わされる役割)という感受点により、どんな歩みをして、どんな仕事を背負うのか?がイメージできますが、そこに私達自身の本当に望むことが果たして反映されているのか?が、ちょっと不明瞭であったことを思い出します。

私の未熟さゆえの読み込みの浅さとも言えますが、そこをカバーするのがヘリオの目に見えぬエネルギー性質なのだと思っているのです。

物理的には、
「ああしよう」
「こうしよう」
「こうしたほうがいいのうだろう」
という『現実的なこと』を誰もが考え、実行しています。

けれども、そこに「楽しさ」や「充実感」「幸福感」が、本当に感じられているのでしょうか?

行き詰まっていたり、そう思い込もうとしていないでしょうか?

もし、読んでいて「辛い」「もしかしたら私もそうなのかも」と思われましたら、その原因について、まずは何でもいいので書き出してみてください。

吐き出すだけ吐き出して、見えるものがあればそこを対処していくのです。

それでもわからなければ、占いという叡智も使ってみてはいかがでしょうか?

私は必ずしも、誰にも占いというアプローチが必要だとは思っていませんが、人とは「己の見たいものしか見ない(見れない)」という構造を持っています。

うまく自分と向き合えないと感じるならば、星やタロットカードのように、何かを介してご自分と向き合ってみてもいいかもしれませんね。


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