米国株か世界株、どちらを買うべきか?

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マネー・副業
個人的にはどららでも良いと思うが、初心者は世界株でいいと思う。

理由は単純に資本主義社会が続く限りは世界経済は成長していき、インフレも進み、株式も上昇してくからである。また現在の覇権国であるアメリカが今後も世界経済の中心である保証もない。

そのリターンはどの程度になるかはわからないが、JPモルガンによると5%-7%程度と言われている。(当たるかは不明w)

ちなみに全世界株に連動するETFであるVT(バンガードトータルワールドストック)の2009-2022年7月末までのトータルリターンはドルベースで10%程度である。

私は米国株のETFを色々と組み合わせてポートフォリオを組んでいるので、VTは保有していない。しかし、株や運用に興味がない、またそういうことを考えるのが面倒な人ならVTまたは世界株の投資信託一本でも十分だと思う。

ただ、この世界株の内訳を見ると60%ほどが米国株で構成されており、世界の株式時価総額ランキングもほとんど米国株が独占している。つまり、米国株が下がられば世界株も下げる、そして米国株以外の国の株が下げにくいということは一切ない。

ちなみにこのVTの構成銘柄を見ると上位15位まで企業は全て米国である。
その後にスイスのネスレ(構成比率0.51%)、台湾のTSMC(0.49%)、そして日本のTOYATAは37位(0.29%)となっている。

正直なところ、VTを買って米国よりも低成長の国に分散投資する意味はない。(ヨーロッパ、英国、日本など..)またAlibabaなどの中国企業も入っているが資本主義を採用していない国の株を買うのは理に反しており、実際にリターン足枷となっている。

今後インドが良いと思うならスポットでインド株ETFを買えば良いし、むしろ世界で有名なインドの企業ってどこと聞かれてもわからない。

なので現在の米国株優位が目に見えて終わるまでは米国株に投資してた方がリターンはいいのではないだろうか。

*カバー画像はVTの構成銘柄TOP10





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