灼熱のたこ焼きを頬張るあの子

記事
コラム
スマホを信用しない店主

いつか訪れる終焉

グランドフィナーレとは名ばかり

嘘ばかりつくんだ

あの時もそうだった

いらっしゃいませ

女性二人が店主のお店

ぼくたちが入店すると

他にお客さんは誰もいなかった

何にしましょうか

何があるんですか

後ろの壁にメニューは貼ってます

愛想が悪いなと思った

ぼくたちは焼酎を頼んだ

何か希望の銘柄ありますか

ほぉ

なんでもあるのか

黒霧島でお願いします

割り方はどうしましょうか

ロックでお願いします

奥にいた女性店員がニヤリとした

不思議に思ったがやり過ごした

お酒がテーブルへ離陸する

ぼくたちは

お酒の量

お酒の濃度

手厳しく監査する

なんでも鑑定団のように

コップを舐め回すように観察

二人は黙ってうなづき

次は濃度チェックに入った

口に含んだ瞬間に気づく

黒霧島と模した水だった

無言で乾杯した

女性店主二人は何もこちらに

気を遣うこともなく

お店の奥で

たこ焼きを頬張っていた

関西特有の熱さに耐えながら

悶えながらバンギャ並にヘドバンをしていた

これが美味しいというシグナルなのだ

目の前におでんがあったが

おでんたちがこちらを拒否する顔で見ていた

ぼくたちも白旗を上げ

お会計のときが訪れた

店主に告げられた金額が摩訶不思議だった

昔のドラゴンボールのOPテーマか

今はどうでもええか

そんなことより

メニュー表の倍の値段がしたのだ

なぜかと問いただすと

ロックにした場合は水割りの倍になります

ロックリーの木の葉旋風かますか

初めて聞いた制度

ここは異世界転生居酒屋

ちゃうちゃう

耳をひっくり返してもう一度問うた

二匹の白夜叉から

同じ言葉がブーメランのように帰ってきた

おかえり

ちゃうちゃう

なんでやねん

漫才をしにきてるんやない

カウス師匠に言いつけてやる

いやそんなことはどうでもいい

一矢報いるために

今後は料金の記載をしっかりしいや

と紅蓮の弓矢を放った

首を一瞬だけずらして残像で避けられた

やるなお主

お前は飛影か

ちゃうちゃう

なんでやねん

もうやめさせてもらいますわ

どうもありがとうございました

漫才師のように舞台を去り

舞台袖で反省をした

なんやかんやでネタになった

これをつまみにぼくたちは

今日もお店をはしごする

[お悩み電話相談]

悩み事をどうにもできずに苦しんでいる方は

是非一度メッセージからご相談ください!

心が辛くてどうしようもないときは、

誰かに話すのが一番楽になります。

どうぞよろしくお願いいたします♪


[ココナラ出品相談]

・安売りしなければ商品が売れない

・忙しい割に利益があがらない

・ランキングに一度も入ったことがない

・問い合わせもほとんどない

・お気に入り登録もされない

とお悩みの方に

わたしが今までに行ってきた手法を

すべて包み隠さずお伝えします。

まずはお気軽にお問い合わせください♫


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す