言語化は意外と難しい

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ビジネス・マーケティング
先日あるコンサルティングの支援をしているお客様とお話しをしている時に、「考えていることがうまく言葉にできない」「具体的なものが決まっていないので、どう進めていけばよいかわからない」「感覚的に判断されている」
こんなキーワードがでてきました。

これまで多くのお客様と関わってきた中でも漠然としたお悩みをお聞きするケースは少なくありませんでした。

当事者になると客観的に物事をみることが難しくなり、抽象度が高くなることはある意味普通のことです。
私も自分事になると偏った考えになることがあります。。

そうした背景の中で、何が必要なのかを考えてみると一つ言えるのが "言語化する"ことです。

言語化とは定義すると、お互いに齟齬が発生せず共通認識ができる状態を作るために言葉を選択し文章を構成するスキルのことです。

例えばこんな会話があるとします。
A「今回の調査はどうだった?」
B「そうですね、全体的によさそうでした」
何が良かったのか、本当によかったのか伝わりませんね。

本当であれば
B「全体の結果としては70%が高評価でしたが、年代別にみると20代が30%しかなく、50代が90%でした。ターゲットになり得るのは50代以上です。」
上記よりは具体化されました。このようなイメージです。

言語化の磨き方は言葉を発する前に2つ以上の言葉を考え、最も適した単語を選択することを繰り返します。

少し個性的な友人を初めての方に紹介する時に言葉を選択するとします。
「個性的な人です」「こだわりの強い人です」「探求心が強い人です」「変わってるところがあります」他にもありそうですが

ポジティブに紹介したいのなら「探求心が強い人です」だと印象がよさそうですね。
逆に悪意を持って紹介すると「こだわりの強い人です」ですね。なんだか面倒くさそうな人だなと思いますよね。

言いたいことを正確に伝えるために日本語をもっと勉強しなければと思っています。私自身の研鑽エリアです。
日々の積み重ねで言語化力を磨いていきましょう!

市場調査等のご相談はザクっとしたところからで大丈夫です!
質問させていただくことで一緒に明確にしていきます!


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