ライセンスとは?

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法律・税務・士業全般
 一般的に「ライセンス」と呼ばれるものは法律上の「通常実施権」(商標法では「実施権」でなく「使用権」で、著作権はまた呼び方が異なります。)というものを指すことが多いです。
 身近な例でいうと、土地・不動産でいう「アパート借ります」、又は、「借家」に相当します。つまり、土地・建物の所有権はありませんが、間借りして家賃を払って生活ができるという状態です。
 特許権も、同様にライセンス許諾が可能です。よくイメージされるのが、発明家がアイディアを発明→特許権取得→企業へ売り込み→ライセンス→ライセンス収入生活というイメージです。これは現在も可能です。漫画家等が行う「印税生活」の技術版でしょう。
 ちなみに、いくら貰えますか?は法律上いくらに設定しなければならないといったルールはありません。慣行的に、売上の金額・数量比例でもらう(例:売上高の1%、又は、売上数量1個につき、10円等)、又は、一括でもらう(その後、どれだけ売り上げたかは関係なし)のパターンがあります。このあたりは契約で自由に設定できます。言うなれば交渉次第・内容次第・相手次第になります。
 公的な年金が頼りないと感じる人が自力年金生活を狙う1つの手法にはなり得る可能性がありますね。
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