子供「なんで勉強しないといけないの?」

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コラム
おはようございます。
人事のパパです。

子どもから「なんで勉強しないといけないの?」と言われた時には
皆さんはどのように答えますか?

私だったらこう答えます。

「勉強をするのは面白いからだよ」

先日職場のメンバーと話していたとき、「子どもから『なんで勉強しないといけないの?』と聞かれたら、何と答えるか?」という話題になりました。

そのときは、このような意見が出ました。

 「将来困るからだよ」
 「他の人に馬鹿にされないためだよ」
 「世の中について詳しくなると、いろいろ便利だよ」

いろんな答え方があると思います。 模範回答と言っても、本当に世界で絶対これだけが正しいという答えはありません。

しかし私なら子どもには「知らないことを知ることは、面白いことだからだよ」と答えます。なぜなら「勉強に意味があるの?」という問いを持ち出すと、終わりだと思うからです。 

例えば算数、数学を勉強している子どもに 「算数や数学って将来使うの?」 「お母さんやお父さんは、毎日、数学や算数を使っているの?」
実際に私たちは、毎日算数や数学を使っているわけではないですよね?

ですから「将来役に立つから」と子どもに説明してしまうと「役に立ってないじゃん。何の役に立つの?」と子どもに言い返されてしまうわけです。僕は、何かを学ぶことに対して、あまり「役に立つ」ということを考えない方がいいと思っています。

たとえば勉強して、医師や弁護士、会計士などの価値があるスキルを身に付け、市場価値の高い人間になれる人は、ほんの一握りですよね?僕が思うのは、将来に役立つからという理由で勉強して、スキルや教養を身に付けようとする人よりも、「なんか楽しそうだから勉強する人」が一番強いということです。

役に立つかどうかに関わらず、いろいろなことに興味を持って勉強すると、学んだひとつひとつの点が、どんどん線となってつながっていきます。

絶対に役に立つかどうかなんて、やる前からわかりません。
子どもが勉強する動機も、「楽しいからやる」でいいと思います。 これから何かを勉強する子どもたちには「新しいことを知るのは楽しい!」と知ってほしいです。

楽しくないなら、楽しくすればいい。

もし「いや、楽しくないんだけど」と子どもに言われてしまったら、どうするか。僕は、楽しくないことに対して、楽しくなる努力をすべきだと思います。
やってみて楽しいかどうかではなく、「どうしたら目の前のものが楽しくなるだろう」と一緒に考えることが大切です。

世の中は理不尽で、自分が好きなことばかり、やりたい放題できるわけではありません。 一定の理不尽に耐える力も大事です。

「好きなことばかりやればいい、嫌なことはやらなくていい」というのは暴論であり、僕はそれは違うと思っています。僕が親の立場だとしたら、「どうすれば、嫌いなものを少しでも好きになれるだろう?」と考えます。

たとえば、義務教育の内容であれば、「これは、日本人は全員やると決まっているものだから、一切やらないというのは、君が人とは違う道を歩むということだ。もし君が人と違う道に進みたいなら応援するけど、もしみんなと同じことができるようになりたいのなら、どうしたらこの科目を好きになれるかを一緒に考えよう」という目線が大事ではないでしょうか。

以上、本日も一人でも多くの人が救われる一日になりますように。

それでは、また。





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