人生の満腹度。

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人生のゴールってどこなんでしょうね?

仕事の成功・結婚・定年退職・お金持ちになること・子供を産む・孫が生まれるなどなど、人それぞれだと思います。

僕は毎日が人生のゴールだと思っています。
別に過去に大病を患ったとか、大きな事故にあって命の瀬戸際をさまよった、なんて事件があったわけではないですが、なんとなく自分が毎日生きていることが偶発的な出来事の積み重ねによる奇跡だなって感じています。

そもそも僕が誕生したのも、何億という精子の中から、一つだけ卵子に到達して受精したのが発端で、もし違う精子だったら僕は誕生していないわけで。

僕が生きているのだって、もし僕があと一秒出勤する時間が早かったり遅かったりしたら大きな交通事故にあったりしている可能性があるわけで。

誰かが寝坊して遅刻しそうになっていて急いで出勤している際中に、注意力が散漫して僕をひき殺したりする可能性は、天文学的確率かもしれませんが、ありえるわけで。

「ベンジャミンバトン 数奇な人生」のワンシーンでは偶発的な出来事の積み重ねで、主人公のベンジャミンの愛する人が好きだったバレエが出来ないほどの交通事故が起きました。

そう思うと毎日決まった時間に起きて決まった時間に仕事して、帰ってきて寝る。ということがある意味奇跡なんだなって思えませんか?

だからといってこれが幸せだな、幸福だなとも感じるわけではありませんが、毎日仕事に行くのがそこまで憂鬱にならなくなりました。

僕の祖父に生前に
「人生っていうのは腹7分目くらいが丁度いい。多くの幸福を望めば他人と自分を比べて生きづらくなる」
と言われました。
当時中学一年生の頃はよく理解せずになんて返したかも覚えていません。
今思い返してみると、祖父は世間一般の方から見れば多くの幸せを獲得した人間には見えなかったと思います。大金を稼いだわけでもないですし、大きな成功を収めたわけでないどころか、むしろ怠けものでした。さらに妻(私の祖母)を交通事故で50代の頃に失くしています。

でも祖父の周りにはいつも笑顔があふれていたし、亡くなってから去年で11年経った今でも祖父の話で大盛り上がりするような不思議な人間です。
とても人間らしいというかありのままな性格。とりつくろったり誰に対しても見栄を張らない、のびのびとした人でした。

自分も祖父のような人間でありたいなと思ってもとても真似できるようなことではないですし、目標にするような人物でもないのに、なぜか憧れています。

僕は自分の人生の目標や価値なんてわからなくなって悩むときもありますが、祖父の“腹7分目”という言葉を思い出すと、なんだか自分の人生がとても楽しいものに思えてきます。

自分に無いもの・足りないものを見つけて落ち込むより、自分にあるもの、いいところを見つけることのほうが楽しくないですか?

まあ見つけたところで何か劇的に人生が楽しくなる!というわけではありませんが、なにかで悩んでいる人がいたら“腹7分目”の言葉を思いだしてみてください。ちょっとは気がまぎれるかもしれません(笑)

もしなにか悩んでいる人がいたらアドバイスはできないかもしれませんが、相談に乗ります!依頼してください。

まあこのブログでなにが言いたかったかというと、
小銭を稼ぎたいので依頼をくれ!
ということです(笑)

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