つきこの部屋#9~恋愛とは

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つきこです。

ここんところ、恋愛についてちょっと考えることがありました。
生きていると、恋したい、愛されたいなど思うことはままありますね。

でも、私はいつも思うんです。
恋愛って相手とするものだと思っている人がほとんどだけど
自分の中にある「恋愛」をするんだよねって。

相手との間に「何か」が生まれてくるのが恋愛であるけれど
生まれるためには、自分の中にも「何か」がないとダメで
相手にすべてお任せする恋愛なんて恋愛じゃないんじゃないかな。

男性から愛されたい、包まれたい、安らぎたいって思ってる時
もし、逆だったらと考えてみて。
「愛されたいから彼女募集中」という男に会いたいですか?って。

自分の中に何もなくて、ただただ相手に期待をして「愛されたい」「癒されたい」と思ってるような人と恋愛なんてできない。
そんなもん、奪いつくされるだけじゃん。

子どもが「抱っこ~」ってまとまりついてくる感覚というか。
それはもはや恋愛ではなくて。相手を、自分を安らがせるための道具にしてるにすぎない。

そんなことだったら、犬でも猫でも飼って、なんならぬいぐるみでもよくて
それに癒されたほうがずっとよいよ。

お互いに大切なものをちょっとずつ差し出しながら、お互いの人生の中にお互いを介入させながら、関わりあっていくもの。
赤ちゃんみたいに「なんとかして~~~」と泣くのではなく。

たまに、離婚したての女にアプローチしたがる男がいるんだけど
結局弱ってる女は「何とかして状態」だから、落とせると思うんだろうね。

で、離婚してすぐ結婚できましたとかになるのだろうけど
そこに大人の愛や続く幸せはあるのかな。

恋愛とは、自分の内面が作り出すものですよ。
その人のどこを見ているのか。何を感じるのか。それはすべて自分自身が「見る」のだから。

「相手をどう見ているか」で相手も変わってくるのだから
やっぱりどうしたってこれまで生きてきた積み重ねのようなものが影響するよね。人生と人生が一瞬出会って交差していくわけで
そこに生まれる何かを恋愛と呼べるのならとてもいいものだと私は思います。

そこには、愛されも安らぎも癒しもなくて、エネルギーが生まれてくる感じ。
恋というのはそういう躍動感を持ったもの。

私も何度も「人間の皮膚が恋しい」くらいに辛い瞬間があったけれど
まあ、その時そばにいた男が役に立ったことは一度もなかった(笑)
男って、最初は癒してくれるようなふりをしているけれど、「俺も癒されるんだよな?」という確認は必ずしてくる。

それよりも、会えない時にふと思い出すその人の愛しさとか、一緒にいる時の空気感とか、笑顔とか、怒ったり泣いたりとか、やっぱりエネルギーがすごく動くことが恋なんじゃないかな。

恋すれば自分から勝手に動き出すから、相手任せになることはないから。
相手に何もかもをお任せしたいのであれば、それは彼氏じゃなくて保護者だからね。保護者を求めているのか恋をしたいのかの違いくらいは自分自身でしっかり理解しよう。

彼氏彼女はあなたの勇気を引き出してくれて癒しを与えてくれる魔法の杖hじゃないのだから。

勇気は自分で出すものだし。癒しは自分で自分に与えるものだよ。

そういうつもりじゃなくて、その人と会うだけで元気になれるとか好きなことが増えるとか、ね。そういうこと。
相手も自分と会ったら元気になれて、好きなものが増えてるといいよね。

だから恋がしたい。春です。







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