【2023年6月最新版】eBay輸出におけるChatGPTの具体的な活用事例【イーベイでChatGPTは使える?】

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ビジネス・マーケティング
こんにちは!
昨今の話題を欲しいままにしている「ChatGPT」ですが、今回はebay輸出で活用できる、そして将来的に画期的に効率化が望める最新情報も含めてご紹介します。

1、商品タイトルと商品説明欄の作成

商品タイトルや商品説明欄(Item Description)は、検索結果の上位表示(SEO)やユーザーの購買欲を刺激するために非常に重要な要素ですよね。

実は既に「eBayGPT」というGoogleの拡張機能がリリースされています。
※リンク貼れないので「eBayGPT」で検索してみてください。

主な概要は以下です。
※公式から引用
「簡単に魅力的なeBayリスト内容を生成するための無料のOpen AI ChatGPTおよびAIライターツール
eBayGPTは、eBayセラーがリストを最適化し、eBayの検索順位を向上させるのに役立つ無料のAIパワードリスト最適化ツールです。
eBayGPTのおかげで、eBayのヒントやテンプレートを探す必要はありません。たった一クリックで、ChatGPT OpenAIによるより良いリスティング選択肢を得ることができます。」

要するに「ebayでの検索ボリュームから有効なキーワードを用いてタイトルと説明文生成の補助をするヨ!」というツールになります。
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使ってみた感想としては「使える場面もある」といった感じでしょうか。
具体的な活用事例として、

・初心者の場合→SEO的に露出見込みの高いキーワードで出品ができる
自動翻訳などのデタラメタイトルよりは集客精度が上がりそうですので、初心者の方など「タイトルの付け方が分からない」場合はツールの検索ボリュームの数字を参考にキーワード選定していくといいかもしれません。
ただ、現状、リライトなしで出品できるほどのクオリティではない感じです。
適宜、加筆修正を行なって活用しましょう。

・中級者以上の場合→検索ボリュームの分析・把握でよりリサーチに応用できる
かなり具体的な数字かつグラフ式で視覚的に把握しやすい形でキーワードの検索ボリュームを見ることができます。
指定したキーワードでの他のキーワードとの組み合わせや、関連商品のトレンド、具体的商品名が数値化されているので、リサーチ的な使い方ができます。
※ebay上でのリサーチよりもサクサク動くので、サクッとトレンドや市場調査のつかみを得るためには意外と有効かもしれません。

2、アイテムスペック(Item specifics)の自動入力

eBayのCEOであるJamie Iannoneによると、近々、写真からカテゴリやアイテムの詳細を事前に自動入力できるようになるプラグインをリリース予定とのことです。

これ、実装されれば革命的な予感がします。

アイテムスペックはSEO的にも入力が必須であるにも関わらず、ブラウザからでも大手の自動ツールからでも、CSVで効率化してもやはり一手間かかる部分でした。
というより、出品時最もめんどくさい項目(でも大事だから省略できない)のがアイテムスペックでした。

より具体的な情報は現時点(6/15現在)で入っていないので、首を長くして続報を待ちたいと思います。

3、カスタマー対応のテンプレート生成

オーソドックスな使い方事例ですが、ebayでも十分活用できます。
よくある問い合わせ、例えば「サンクスメール」「クーポンメール」「発送はいつですか?」「関税を避けるためにギフトと書いてください」「まとめて送ってもらえますか?」「いくらで買えますか?」etc...

などなど、ある程度こちらの回答が決まっている様な質問文、一定のタイミングで注文者に個別で送るメッセージなどはまとめて自動生成することが可能です。

ただし2つ注意点があります。

①翻訳元の日本文を英語の文法に寄せる
日本語は前提条件次第で主語などを省略することができまるハイコンテクスト言語ですので、そのまま英語に翻訳させてしまうと「よく分からない英文」が出来上がる場合があります。

「誰が何を」を意識した構成で日本語の原文を作成し、翻訳を依頼することで比較的良好な翻訳が行われる傾向にあります。

また、「自然な英語で」「ネイティブな英語で」をプロンプト(呪文)に付け加えてあげることでよりバイヤーが親しみやすい印象の文章の生成が可能です。

②ファクトチェックする
Chatgptが生成する情報は必ずしも正しいとは限らず、むしろ誤った情報であるケースも多々あります。
同様に翻訳の場合でもデタラメな生成が発生する場合がありますので、翻訳の際に生成した文章は再度「DeepL翻訳」などの自動翻訳ツールとして精度の高いサービスへペーストして「ChatGPTで生成された英語を日本語にするとどうなるか」までチェックしてあげてください。

3、HSコード(税関コード)の取得

HSコード(商品の分類を表す統一貿易番号)は、クーリエの利用の際に必要な情報です。
従来、リストから該当する(しそうな)項目を目視で探してくる必要が合ったのですが、ChatGPTを利用することで、商品のタイトルや特徴、属性に基づいて適切なHSコードを取得することができるようになります。

例えばリサーチの際にライバルセラーの「ebayの商品名+出品カテゴリ」程度の情報を与えてあげると高い確率で正しいHSコードを引っ張ってきてくれます。

地味なポイントですが、販売歴のない商品を出荷する際の時短に確実に繋がりますね!

◼️終わりに

いかがでしたか?早速実践レベルでバリバリ使えるか?と聞かれると現状まだ「うーん…」といったところでしょうか。
しかし、あくまでのリサーチや出品の補助的、サポート的な使い方でしたらケースバイケースで活用できるかもしれませんね!

「もう少し様子見」が必要な事案もあったりと今後も注目していきたいところですね。
新しい情報をキャッチしたら随時共有していきますので、フォローしていって頂けると励みになりますm(__)m


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