12話 等身大 と 鎧

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ココナラでの私は、
等身大 と 鎧   
そんな、気持ちでやっています。

ココナラでご依頼をいただくお客様に
ご提案するのは、集客や家などを売る為の
脈略も入るインテリアコーディネート
ではなく、お客様ご自身、またご家族様が
より快適にお過ごしになって頂くための
コーディネート提案です。

よってお客様ご自身も、思案する楽しみも
味わっていただきたい。
そう思って数案、ご案内しています。

私がこれまで主体としてご提案してきた
モデルルームや内装のご提案、
店舗のディスプレイ・コーディネートとは、
一線異なる、そう思っています。

確かにご提案する内容は、頂戴した間取り
空間を、様々な角度から思案し、
空間に入った時の印象、それぞれのアイテム
のフォルムを考慮した魅せ方、
色素材の活かし方、動線など、
モデルルームなどを思案する時と同じ脳に
なっているのですが、

決定的に違うのは、そのご提案に
利害関係があるか否か。

もし、モデルルームなどのご提案であれば、
私は、こういう設定で、こういうデザインを
ご提案いたします!これで集客も上がれば、
家を買って頂けるお客様も増えるはずです!
と、徹底的に思案し抜いた1案を堂々と持ち
込み、プレゼンに挑みます。


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しかし、ココナラで私がコーディネートを
ご提案するのは、

すぐそこに日々の生活がある個人邸のお客様
です。

そして、この私自身も鎧を脱げば、等身大。
二人の子供がいる母でもあり、日々の生活を
皆さまと同じように過ごしています。

だからこそ、等身大の自分(生活する者)と、
これまでの経験や実績、そしてこれまでブログ
でお話してきた体験や、またこれからもブログ
で記載していく予定でもある様々な
体験から成り立っている
フリーランスのインテリアコーディネーター
としての鎧を着た自分(仕事への意識)

その、両方でお客様のご希望をしっかりと
お手伝いしていこうと思っているのです。

そして、その考えは様々に繋がっています。

例えば、修正回数に制限は設けない
それは、
人それぞれ、受け取りたい価値は異なる
そう思うからです。

修正とはむしろ、私がお客様の意図を
汲み取れなかったのであろう、と思う訳で
そこを有料にするには忍びないと。
修正依頼には前向きな思考です 笑

もちろん、忙しいときに
修正依頼のメッセージを頂くこともあります。
また、アイテムを数案ご提案しているので、
こちらのパースも見てみたい、というご要望も
あったりします。

基本、頂いたご要望はすぐ返す、というように
しているので、よく迅速という嬉しいお言葉を
頂戴いたしますが、日々、あれやこれやと活動
しているので、今やらないと! という思いも
反面あります 苦笑。

ただ、時間、目一杯で動いているときは、

修正依頼や追加パース制作のご依頼をいただ
いた時に、

『少々お時間を頂戴いたしますが、』

というメッセージが付いた時だけは、
時間がかかるな、と思っていただければ
幸いです。笑


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特にご指定がなく、ご提案する相手が、
企業様であれば、考え抜いた1案を、
個人邸のお客様であれば、選ぶ楽しみと
よりご自身のお好みに近いものになるよう
に、選りすぐりの数案を。
そんなふうに、ご提案しています。

“ご自身が暮らす” 場所だからこそ、
私のデザイン選定だけでなく、
最終的にご自身で選んだ、という
“満足度” も必ず必要だと思っています。

その、ご満足度があるからこそ
そのアイテムを、空間を、より大切に扱い
インテリアとしてのサステナブルにも繋がる
と。

実名で活動するフリーランスの
インテリアコーディネーター(個人事業主)
ですが、ココナラでは敢えて、
法人・個人事業主 という名称を選択せず
個人 にしているのは、そんな理由からです。

等身大と、鎧。



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企画の一人歩き


起業したばかりの頃、2013年は、
インテリアコーディネーター × 販売促進企画
で活動を始めました。

もともと、永く勤めていたインテリアショップ
で、常にどうしたら商品が売れるのか?
そのアイテムの魅力を伝えることができるか?
という 販売促進企画 × ディスプレイ統括 を
永く担当していたので、思案が好きなのです。

まだこども達も幼かったので、
日々自分が感じていた、

住宅展示場が、
もっと子育て世代が行きやすい場所になって、
普段から行きなれた場所になったら、、

◯平日、
 閑散とした展示場(そう見えて...)を
 活用させていただき、こども達と、
 ママ達が癒される居場所を増やしたい

(遊びスペース + ママ達の癒し教室 開催)

そうすれば、
◯営業の方とも気軽に話せるようになる

◯事前に、家の仕様や家というものに対する
 知識も上がって、失敗しない家づくり
 に繋がる

◯そして土日にご主人とご家族で展示場へ。

◯営業の方も家の購入を考える世代に
 アプローチがし易くなる

なんて、良い循環♪
と思って、そうなるような企画書にまとめ、
ちょっとした糸口から繋げて行き、某大手
統括の企業様に企画提案をした事があります。



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手渡した企画書に、
あなたが一人で考えたんですか?
とその企画は好評で、数回打合せを重ね
何のバックも背負っていない、どこの
誰かも分からない私の話を聞いてくださり
すっかり仕事になるものだと考えていました。


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高校生の頃、◯◯は詰めが甘い
と指摘してくれた友達がいます。

そうです、
この時も詰めが甘かったのです。

その打合せには、いつも外部の企画屋さん
がついていたのです。何となくは気になって
いたものの、思案好きの私の企画構想は
どんどん膨らみ完全に気を許していました。

そして、さぁいつから始められるかな!?
なんて思っていた数日後、一本の電話で
その話は白紙になったのです。

白紙になったのは、費用面もあったかと思い
ますが、一番の理由はまだ幼子を抱えた私に
対して企画案が大き過ぎた事。

そして、後から判ったのは、
その企画に対し、私よりもっと適任をその
企画屋さんが知っていたという事。



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出逢いは 必然


そう、思っています。
まさに、この時からより強く思ったかも
しれません。

都が進めている子育てプロジェクトの一つ
その事業を担っていた運営元に
ご縁あって誘われ、子育てに取り組む企業
の交流会に参加したことがあります。

テーブルが沢山並ぶ中、偶然隣の席になって
話をした方と自己紹介、そして、取り組んで
いる子育てへの企業としての取り組みについて
話をしていたとき、

こんな企画案を進めていましたが、白紙に
なりまして。と話していると、

ん?  
似たような企画の話を知り合いがしてたな..
なんて、おっしゃってその方を紹介して
くださったのです。

もしや?と思って、もちろん逢いに行き、
まさかの、まさかで、まさに私が企画した
大筋で、その方がご自身の繋がりある講師の
方々と同じ場所で企画開催をするために
動いていました。

そして、その話を持ちかけたのも
あの時の外部の企画屋さんだったという事も
聞き、変わって企画を進める事になったその方
と二人で驚きました。

モヤっとが嫌いなので、これでスッキリ。
でもやはり悔しさと、悲しさはありましたが
起業したてで自分の未熟さも痛感。

でも、起き上がりこぼしのこの性格。

私のこれまでのいきさつを聞いてくださった
その企画を進めることになった方が、
では、講師として一緒に参加しませんか?
とおっしゃってくださり、なんと自分が立案
した企画に、講師として参加したのです。

でも、講師などこれまでしたことも無く、
ましてや、生徒さんがいる訳でもない私は
桜をつけてもらうという、何とも情けない
講師となりましたが、当日何食わぬ顔で、
そのイベントに参加していました。苦笑

全く異なる経緯から知る事実。
こんなのは、偶然じゃない
出逢いは、必然だ
と改めて思うのでした。

そして、多くの方が関わることになりより
進化したその企画はやはり好評で数回に渡り
その方が主催で開催されていました。
ま、結果ママ達が癒されることになったので
本来の目的は果たせたということで良しとし
私の苦い経験として肝に命じることにもなった
そんな出来事です。



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ブログ3話と、今回お話したこの2つが
フリーランスでしごとをする、という
私の仕事に対する意識をさらに変えたように
思っています。




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そして、次の私へ



多くの人と一緒に何かを創り出すような
大きな事をやるのは、まだ早い。
こども達もまだ小さいから、家で出来て
自分だけで完結する事をしよう。

そう思って、2014年から始めたのが
大好きなインテリアファブリックを用いた
ものづくり です。

以後、
インテリアコーディネーター × ものづくり作家
としての活動が始まりました。

ものづくり作家 = 家でものを作っています
と文字って。


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タイミング


きっと、何においてもそれをやるべき
タイミング
があるのだと思います。

だから、今ある目の前のものを着実に
ひとつひとつ最大限の自分で応えていこう
と思い進んでいます。

タイミングと言えば、

今回添えた写真たちも、なんとも
タイミング良く、サッカーの試合動向で
2時間むすこにつき合ったので、交代で
つき合ってもらったインテリアショップ。
ご依頼の下見で見たかった場所に、
調度サッカーの試合。普段なら男子二人で
行くのですが、今回はバトンタッチ。
なんともタイミング良く感謝でした。

もちろん交代とは言え、試合を終えたむすこ
は疲れたし、飽きたな、という顔をしていま
したが。いつも通るけれど、待ち合わせも、
入ったことも無かった↓でパフェを食べて
ご満悦になり帰宅しました。
むすめにもしっかりお土産を買って。



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結論


よって、ココラナでは

等身大(生活する者)の自分と、
しっかりとした仕事への意識(鎧)
を、掛け合わせた自分

で、進んでいます。

ご自宅をより快適にしたいとお考えの
インテリアの大切さを意識して下さった
お客様の想いに寄り添う言葉は何か?

と、色々思案を重ね、“ 専属 ” とつけた
私の出品物の ネーミング。

『1軒まるごと専属コーディネート!
 1〜3提案します』

そして、

『LDKトータル専属コーディネート!
 1〜3提案します』

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※2021.11月 新サービス↓

『専属でインテリアコーディネートを
 お手伝いします』
(30日間のインテリアご相談室 開催中)

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ココナラに並ぶ、私の出品に目を留め、
きっと必然で繋がった、ご依頼 という
ご縁に感謝しつつ、そのご要望に対し
一つ一つ、しっかりと応えていこう
そう、思っています。

私のご提案するものには、
私の背景(体験・経験・実績などなど)
から、引き出されてきたものたち。

そこに、お客様のご要望が重なり合うこと
で、唯一無二のご提案になる、
それを、ご依頼のお客様と楽しんでいます。

お役に立てるといいな、と思いながら。

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