中学受験と家庭学習について思うこと

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2人の子どもの中学受験は、学習については塾で完結できる形を選んだ。
そのため拘束時間は長くなってしまうのだけれど、家庭学習に関しては、自分の経験からうまくいく気がしなかったから。

家庭学習のみで合格するご家庭もあるし、塾との併用でうまく行くご家庭もあるから、一概に「この方法が良い」と言うつもりはなくて、自分たちに合った形をきちんと選択することを勧めたいなと思っています。

では、なぜ塾で完結する形を選んだのか、なのですが、ここについては私自身の中学受験の体験から来ています。

塾に入るタイミングも遅く、学習力は伸びているけれど、志望校に届きそうにない状態。
母は焦っていたのだと思います。私は母に促されて塾からの課題を夜遅くまでやっていました。

その時、私が感じたのは、孤独感。

母は怖いし、姉たちは同情こそするけれど、口を出すことは一切できなかった。

塾でお友達を作る余裕が無かった私は、塾でも孤独、家庭でも孤独を感じていました。

この経験から、何があっても家族は、子どもにとって「明らかに味方」でありたいなと思いました。

塾で辛いことがあっても、家に帰れば家族と言う味方がいる。子どもの逃げ場でありたかったのです。

だから時には塾の先生が悪者になってしまうこともありました。(もちろんフォローはしっかりします)

面倒見の良い塾もあれば、家庭学習が必須の塾もある。
志望校と学習力を見てクラス分けをするところもあれば、テスト結果がクラス分けどころか教室の座席まで決定する塾もある。

それぞれ「合う」「合わない」があると思うので、親御さんやお子さんに合わせた環境を選んでほしいなと思います。


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