この身ひとつで(2)

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コラム
こんにちは。うららです。


前回の記事の最後の方に書いた、
アメリカのホテルのフロントの
無愛想な鼻ピアス女子の件。

あれってじつは
嫌なことがあっても平気だった話、
というだけではないんです。

アメリカのホテルでは、チェックイン時に
デポジット(預かり金)を要求されます。
現金じゃなくて、クレジットカードで。

今回わたしが泊まったホテルは、
そもそも飛行機の遅延によって
やむを得ず泊まるんであって、

航空会社が負担するんだから
デポジットは必要ないだろうと思いきや
やっぱり要求されました。

ところが、どういうわけか
リュックの中にあるはずのカードがない。

さすがに焦りながら
中身を掘り返して、探すこと
体感時間で5分・・・

鼻ピのギャルの
「だりぃ客来たわ〜 まじ勘弁」
みたいな思念をひしひし感じつつ、
ようやく見つけたカードを機械に通すと・・・

<このカードは無効>ときたもんだ。

さぁ困った。困ったけれど、
このカードしか持ってない。

ただただ流れていく沈黙の時・・・

どうしようもないので、
それこそ“この身ひとつ”で
突っ立っていました。

そしたら彼女がですね、

もぉーマジだるいんだけど…
こんなウザ客の相手してらんねぇし…

みたいな感じで、超絶めんどくさそうに
ルームキーを放って寄越しまして。

結局、泊まれたんですよ。
なぜかスイートルームに。

これね、あの子だったからこそ
可能だったと思うんです。
ちゃんとしたフロント係だったら
ああはいかなかったでしょうね、

デポジット無しでスイートに泊めるなんて
だめだめだめ!ww


にっちもさっちもいかないときは
天の采配、神の計画、
そういうものを信頼してみると
なんとかなるだけじゃなく
プラスアルファが付いてくる

・・・ということを知り、
受け入れるレッスンを
神さまが(また)与えてくれた
と、わたしは思っているんです。


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