神社の参拝の仕方

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こんにちは。月宵です。

私は神社巡りが趣味です。


自分の覚えようでもありますが、改めて知っているようで知らない、正しい神社の参拝方法や礼儀をまとめます


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参拝前にしておくといい事

神様の近くに伺わせていただくのが神社参拝です。

失礼のない服装や身なりで行きましょう。
伊勢神宮などでは神殿の中に入る時はスーツや和服など・・・とドレスコードがあるといいます。※普通の参拝では特にドレスコードはありません。

とはいえ、普段の普通の参拝は、そこまでかしこまる必要はないです。
露出が過剰に多い服装とか、数日お風呂に入っておらずあまりにも不潔とかでなければ大丈夫です。

個人的には明日は神社参拝に行く!という時には前日に塩で浄化しながらの入浴をするといいかもしれません。
この方法についてはいずれお話しします。

そして、参拝する神社の祭神(サイジン)様・・・つまり、祭られている神様を調べておくといいですね。
それによってご利益なども違ってきます。

あとは、自身に必要な神様がいらっしゃるかということも調べておきましょう。

縁結びで参拝したいのに、健康や金運アップの神様がいらっしゃる神社では・・・悪くはないですが違いますよね。


基本的な参拝方法


1.鳥居をくぐる前に一礼
「こんにちは」「おじゃまします」などとあいさつするのもいいでしょう。

2.鳥居をくぐる時は参道を歩く側の足から入る
この後でお話ししますが、参道の真ん中を歩いてはいけません。
右端or左端を歩きます。
その際に右端を歩くときは右足から、左端を歩くときは左足から入ります。
※神社によっては左側通行などと決まっている場合もありますので従ってください。

3.参道の真ん中を歩かない!
参道の真ん中は神様が通られる道です。
なので、右端or左端を歩きましょう。
戻る時も同様です。

4.手水舎で手と口を清める
なぜかというと自分についた罪や穢れを祓うためです。
神様のお近くに行くのですから、少しでもきれいにしていくのが礼儀ですよね。
【清め方】
①まず右手に柄杓を取って左手を洗う
②左手に柄杓を取って右手を洗う
③最後にもう一度右手に柄杓を取って左手に水をため、そこで口を洗う
④最後に残ったお水で柄杓を立てにして、柄杓の柄に水を流す

その際に祝詞の一句でもある「祓いたまへ 清めたまえ」を心で唱えたり、実際に声に出してもOK。
よりお祓いの効果がありますね。

今はこういうご時世なので、手水舎を閉めている神社もあるといいます。
そんな時は、ウェットティッシィやハンカチなどでて口を拭いて・・・という感じでいいのかなと私は思います。(あくまで私の考えです) 

その際は必ず「祓いたまへ 清めたまえ」を唱えるとよさそうですね。

5.まずはお賽銭
神殿前に来たらまずはそっと賽銭箱にお金を入れます。
ここで注意ですが、お金を投げ入れてはいけません。
神様に向かって物を投げるというのは失礼です。
そっと賽銭箱にすべらせるように入れましょう。

ちょっと遠いところにあれば「遠いので失礼します」と心の中で言ってもいいかもしれませんね。

額はお気持ちです。高額だからいいというわけではありません。

お賽銭とは神様にお納めいただくものではなく、神社への感謝の気持ちです。

感謝の気持ちがあれば0円でもいいですし、お賽銭箱はない場合は感謝だけでもいいと思いますし、扉の格子などに、置いておいてもいいのではないでしょうか。

6.神殿前にて
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①お賽銭のあとは、鈴があれば鳴らします。
②二回礼をします。
③右手を左手の第一関節までずらして二回拍手したら手を戻します。
  手の平をずらすのは、神と人とがまだ一体になっていないということ。 
 二度手を打つことで神を招き、その後掌を合わせることで神人が一体となり、祈願を込めて神の力を体得するからだといわれています。
④ここでお願いごとを言う!・・・のではなく、まずは自分の名前・住所(町名くらいまででいいと思います)を言います。
⑤神様への感謝の言葉をいいます。「いつもお見守りいただき、ありがとうございます。」など
⑥「お願いごと」ではなく「誓い」をいいます。
祈りとは「意を宣る」つまり宣言するのです。
 間違い→「○○さんと結ばれますように」「 ○○できますように。」
 正解→「○○さんと結ばれるように努力しますのでお守りください」
    「幸せになれるように頑張るのでお力をお貸しください」
⑦最後に深く一礼をする

※いわゆる二礼二拍一礼ですが、これは神社によって異なる場合があります。
  参拝前に確認をしてください。


7.参道の真ん中を歩かずに戻る


8.鳥居を出たら振り返り一礼


参拝時の注意点

・その神社のルールを守る
・大声で騒いだり話したりしない
・走り回ったりしない
・撮影不可の場所では写真とらない
・ゴミをその辺に捨てたりしない
・神社内にあるものを勝手に持ち帰らない
 ご利益のある水で持ち帰りOKな場合など例外を除いてはNGです
 特に草木や砂利などは参拝者の念が少なからず移っていると言われているので逆に持ち帰らない方がいいです

おみくじを引く場合

・「本日は私へのメッセージをお願いいたします」と心の中で神様にお伝えしてから引きます。
 事前にお参りの際に最後に心の中でお伝えしてもいいですね。
・何回も引くのはNG
 これはタロットなどと一緒で、今自分に必要なメッセージがあらわれるもの。
 いいのが出るまで引く・・・では意味がありません。
・持ち帰るのも結んでくるのも自由です  
 自分にとっていいと思ったらお守り代わりに持って帰ってもいいですし、結んできてもどちらでも。
 持って行った場合は、お守り同様1年後に返納するのがいいでしょう。

お守りについて

よく聞く話で、お守りをたくさん持つと神様が喧嘩する・・・という話もありますが、それはないようです。
複数の神様に守っていただける・・・という考え方でいいと思います。

ただ、これは私の考えですが、同じお願いごとのお守りをいくつも持つのはいかがかと・・・

例えば、縁結びばかり3つも4つもとかはやめた方がいいといいます。
せいぜい1つか2つ。

例えば、縁結びと総合的なお守りと金運・・・などのように、違うお願い事のお守りならいくつかあわせもってもいいのでは?というのが個人的な意見です。

またお守りはその願い事が叶ったら神社に返納します。
叶わなくても・・・1年経ったら返納してお焚き上げしていただきましょう。

その際はお気持ちをお納めいただくのも忘れずに。

もちろんお守りに書かれている神社でお焚き上げしていただくのがベストですが、遠方だったりいけない場合はお近くの神社に持って行っても大丈夫です。

もしくは、その神社に「お焚きあげ希望」ということでお気持ちを入れて郵送してもOKです。

注意点としてはお寺に持っていくのはNGです。

いずれお話ししたいのですが、神社とお寺や観音は違います。

神社は神様がいらっしゃる場所ですが、お寺や観音は仏様(観音様含む)がいらっしゃる場所です。

いずれも崇高な存在であることには変わりありませんが、神様と仏様は違います。

お守り自体は似ているかもしれませんが、間違えて持って行かないようにしましょう。


最後に・・・


色々調べてみると、神社参拝にはけっこうルールというか礼儀作法があるんです。

私も知らなかったことが多かったですし、間違っていたことも多かったと思います。

ですが、間違っていたり知らずに違ったことをしていたからと言ってバチが当たるとか・・・そういうことはないといいます。

神は人に罰など当てないといいます

より効果的に、ご利益があるといいな~~という場合はこれらを参考にしていただけるといいと思います。

そして、参拝した際に誓ったことが現実になったら、必ずお礼を言いに行くのを忘れずに。

かなわずとも、普通に過ごせている日常を神社は感謝をする場所でもあります。


参拝の際にはまずはお礼をすることが大切です。


それでは。
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