建築士が教える、結局マンションと戸建て、どっちがいいの?

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結局、マンションと戸建て、どちらがよいのでしょう?

以前から【マンションVS戸建て】などと取り上げられる話題ですね。

建築士の私がお伝えしたい点としては、
これも、人それぞれで、どちらがよいか、その人によって変わってくるということです。

マンションのよいところは、比較的温かい、防犯上安心、面倒な維持管理が必要ない(管理会社にお任せできる)、地震に比較的安心などでしょうか。

戸建てのよいところは、やはり土地に根差しているところ。畑や庭を楽しめることでしょうか。

建築士の私がお伝えしたいことは、上記のようなことももちろんありますが、

【老後も安心して住み続けられるか?】

という一点です。

老後、年金生活になった際に、今のマンション、戸建てで住み続けられるか?
という点です。

マンションの課題点は修繕積立金と管理費です。これが生涯にわたって必要になってきます。設備が整っているところは、修繕積立金も管理費も比較的高額なところがあります。それらを年金生活になった際に月々払い続けられるか、その点は確認が必要です。

戸建てにつきましても、もちろん、維持管理費がかかります。
私は相談に来られた方にお伝えしていることはイニシャルコスト(初期費用として建設費や設計費)だけでなく、ランニングコストやメンテナンス費用をきちんと考えましょう、ということです。

イニシャルコストがとても低く、家賃並みの支払いが可能なお家を購入した方がおられました。その方は、10年ごとにかかるメンテナンス費用やランニングコストが比較的高額で相談に来られました。

老後にきちんと住み続けられる家かどうか?私がお伝えしたい点はこの点です。
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