投票は行きましたか?タイのお酒事情!

記事
ライフスタイル
 安倍元首相が打たれたニュースに衝撃を受け、日本は絶対に民主主義国家だ!暴力で主張を通すのは許すまじ!と私は当然7月10日に投票へ行ってきました。安倍元首相のご冥福をお祈り申し上げます。
 さて、これがタイだった場合、投票前日の7月9日の夜は禁酒日になります。
歓楽街が強制休業だったり、コンビニの冷蔵庫に鍵がかけられてしまったり、とにかくお酒が飲めなくなってしまいます。
 これは「前日に飲みすぎて、寝過ごしたり、二日酔いがだるくて投票に行けなくなったら困るから。」
こんなことをするよりも投票に行って、近隣のお店の割引クーポンを貰う!の方がよほど投票率って上がると思うんですけど?
 日本よりもおおらかな国のタイですが、なぜかお酒に関しては厳しく、普段から深夜0時から朝11時まで&午後14時から17時までお酒の販売は禁止。レストランでも14時過ぎるとお酒のオーダーを受け付けてくれません。
 他にも皇室関係のイベントや仏教行事が絡む祝日などが禁酒日に設定されています。
 喜び勇んでタイに来て、夜の歓楽街に乗り込んだものの、その日が禁酒日だったばっかりにネオンが灯らない暗い歓楽街の前で呆然と佇む日本人男性の悲しい後ろ姿を、よく目撃していました。

 ついでにタイの選挙事情ですが投票受付時間が日本より短いんです。
だいたい朝8時から午後15時まで。もちろん期日前投票なども行われるのですが、そもそも投票通知書的なものが本籍地の住所に送られてくるので、バンコクに出稼ぎに来ている人は期日前投票を行うのも一苦労。
 こう書いてしまうと、さらに説明が長くなってしまうのですが、タイは住民票を移すのがすごく大変です。日本だったら、地方に住んでいた人が進学や就職で東京に引っ越せば、そこの賃貸物件の住所で転居届&東京都民となりますが、タイの場合は自分名義か親族名義の物件がそこにないとその町の住民とみなされません。
 なので私の夫はスラタニ県出身でバンコクに20年以上住んでいても、賃貸物件なので、スラタニ県の実家からバンコクへ戸籍を移すことができません。
そんなわけで住んでいるバンコクの区長選、都知事選などに投票する権利がありません。

とりあえず、タイは割とお酒が厳しいってことです。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す