デジタル画像って何?
いきなりですが、まず根本的なことから始めます。
TV・スマホ・PCを始め、街中の広告映像や駅のサイネージまで、私たちの日常にはデジタル画像を映し出す媒体がたくさん存在しています。
このデジタル画像って、そもそも何なんでしょう?
デジタル画像の最小単位は画素(ピクセル、px)です。
例えば、ハイビジョンサイズだと水平方向に1024px、垂直方向に768px(横に1024個、縦に768個)の画素の集まりが画像です。
モノクロの画像で考えてみましょう。
画素の値(画素値といいます)が0に近いと黒に、255に近いと白に近くなります。
これはビット深度8bitの場合ですが、その話は今はスルーします。
各画素に画素値が設定されており、それが画素数分集まったものが画像になります。
これがカラーになるとどうでしょうか?
RGB色域で、ある赤の場合を考えると、
R=231、G=0、B=18という感じになります。
先ほどはモノクロだったので、黒の値だけ考えればよかったのですが、RGBの場合は1画素あたりに各RGBの値が必要となってきます。
単純に、RGBの場合はモノクロの時の3倍の情報量が必要となります。
後は符号化によっても最終的な情報量は変わってきますので、その辺りはまた機会があれば掲載させていただきます。