解剖学の勉強、中々頭に入らないですよね・・・
私の個別学習塾でも一番依頼されることが多いのが解剖生理の内容なのです。
そこで今回は、解剖生理学を頭に入れるための方法を紹介します!
実際、医学部生や薬学部生でも利用されている内容ですので、解剖生理の学習の王道とも言える内容となっています^o^
さて、皆さんは何か趣味はありますか?
・つり
・テニス
・バスケットボール
・ランニング など
こうした趣味を持っている人の中で、まだ初心者なのにまるでプロ宛らの装備を整えてくる人って稀にいますよね。
解剖生理の学習方法は、まさにこれ。
この『 形からはいる 』ということが大切です!
では、実際の3つの工程を見ていきましょう(^^)
①形からはいる
1.まずは教科書に書いてあるその絵をノートにうつします。
・所要時間:30秒
・ラフな絵で大丈夫です!
2.今度は何も見ずにどこまでかけるかテストします
・所要時間2分(長くても3分)
・今度はできるだけ細かく書きます!
3.教科書を見ながら内容を修正します
・所要時間3分
4.また教科書を見ずに書いてみる
・所要時間2分(長くても3分)
5.3と4を繰り返す
・教科書の内容の大体8割くらい描けるようになるまで
こんな感じで、最初のステップでは臓器の大まかなイメージを掴みます。
②物語を考える
臓器の構造や位置には、必ず何らかの理由があります。
なのでその臓器がもつはたらきを解剖の面から説明することが可能です。
例えば・・・
動脈は心臓から送り出される血液の勢いが強いから、平滑筋が分厚くて弾性膜が二重にできている。逆に静脈は心臓に血液を返すために重力に逆らって血液を持ち上げないといけないため、重力で血液が降りてこないよう血管内皮に弁がついた構造になっている。
このようにして、その臓器の機能を物語として覚えていきます。
③ひたすらアウトプットを繰り返す
・過去問や解剖学の問題集を解きまくる
・友達や家族にミニレクチャーをする
・Youtubeで動画を上げる(難しければ、自分の動画を撮りながら説明する)
・ノートに知識を羅列する
まとめ
気づきました?
このトレーニングって、結局は絵を描くためのトレーニングなのです^o^
この知識を絵にするという動作は、実は記憶には非常に重要で、
単語(フレーズ) < 物語(ストーリー) < 絵や図(イラスト、デザイン)
の順で人は物事を記憶するとされています。
さらに加えるなら、記憶の定略にはアウトプットを繰り返す必要があります。
・一旦覚えた記憶は、一時記憶として記憶されます。
・一時記憶は想起(思い出す)を繰り返すと徐々に長期記憶に置き換わります
これが、物事を記憶する時の脳の動きになります。
なので解剖学は『 形から入る 』が重要なわけです。
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