【あなたなら出来る!】留学の主な3つの不安と処方箋 アメリカ滞在歴14年の帰国子女が解説

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コラム
コロナもそろそろ落ち着いてきて、春休みや夏休みを利用して留学に行こうとする学生が増えてきました。

飛行機に搭乗するその日が近づけば近づくほど、新しい環境に身を置くワクワクも大きくなる一方、「行ったこともない外国でやっていけるかな・・・」という不安も大きくのしかかってきます。

慣れない留学、何もかもが怖いですね。

ここであなたに最初にお伝えしたいのが、あらゆる不安は乗り越えられる、ということです。

そのためには、まずは自分が不安を感じていることをしっかり受け止めてあげてください。そして、その不安を自分なりに言語化してみてください。

何が不安なんだろう?何がうまくいかなくなることを恐れているのだろう?

書き出していくと、「こういう事態に陥ってしまうのが不安なんだな」というのがだんだん分かってくると思います。

それが出来たら、そういった起こりうるネガティブな事態に対してどう対処すればいいのか、というのを事前にできる限り把握しておきましょう。

ここまで分かっておけば、もうあなたの活躍を止めるものはいません。あとは、あなたが輝くだけです。

この記事では、日本を越えて羽ばたいていくあなたのために、✔留学に対する主な3つの不安✔それぞれの不安の正体✔それを解消するための処方箋を解説します。

不安その1:英語が通じなかったらどうしよう…

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この記事を読んでいるあなたなら、今まで何回も慣れない外国語の会話を練習してきたはずです。

ところが、いざ現場に立つと今までやってきたことが出来るかどうか急に不安になってしまいますね。

あるいは、自分の英語のレベルがネイティブに対して通用するかどうか。むしろ、あまりにもヘンなイングリッシュを発信しているせいで下に見られたりはしないか。

最初に言えるのが、不安は今までのあなたの努力の勲章ということ

だって、今まで何も努力してこなかった人であれば、別に不安に感じる理由なんてありませんから。

今まで努力してきたあなただからこそ、「このレベルの英語ならできるはず。でも、本当にできるのかな。。」と感じるのです。

完璧な英語を話せる人はいない!


私はアメリカのシリコンバレーに住んでおりましたが、そこにはあらゆる国の人々がいました。

幼少期から住んでいたので普通に英語を使える人もいれば、アメリカに来たばかりで一癖も二癖もある英語しか使えない人もいました。

そのようなあらゆる英語のレベルの人たちが一緒に過ごしてコミュニケーションをとれていたのは、お互いに

「自分の考えていることはきちんと相手に伝えよう」
「とにかく目の前の会話にフォーカスしよう」
「正しさよりも、楽しさを大切にする」
といった共通のマインドセットがあったからだと思います。

私が印象に残っているのは、現地の小学校2年生のときに日本から移住してきた同級生の女の子です。

正直、最初から周りと普通の会話が出来ていたわけではありませんでした。アクセントはかなりきつめだし、そんな単語あったっけ?となることもしばしば。しかも、たった小2のあの子にとっては日本からアメリカという環境の変化は耐えがたいものだったはずです。

そんな彼女から常に感じたのは、「何が何でも自分の考えていることを伝えよう」という強い思いでした。

親からのサポートも厚かったのでしょう。自分ならできる、自分なら周りとやっていける、と言い聞かせながら、自分のミスを臆せずに、いつもクラスメイトたちの中に飛び込んでいました。

そんな彼女が話そうとしていることに嫌な顔一切せず、真剣に先生も子供たちもいつも耳を傾けていたのは感動さえ覚えました。

彼女が滞在していたのはほんの1年間でしたが、その1年間でだいぶ自然な英語になってきたな、と感じたりもしました。それは全て実践で身に付いたことであり、逆に最初のあの気概がなければ彼女はあそこまで伸びなかったのかもしれません。

処方箋:間違えを恐れるな。完璧を目指すな。自分の出来る英語を話せ。

あなたが学校の授業で何回も赤い×マークを付けられたり、英会話のクラスで何回も先生に修正させられたりしてきた経験をされている場合、ともすれば「減点方式」の考え方が強く身に付いてしまっているかもしれません。

ここの部分が出来ていない…今の英語じゃダメだ…まだあの国でネイティブと対等に渡り合うのは早いかも…

ここであなたに伝えたいのは、「出来ている部分」に今一度目を向けてほしいということです。

ここは出来ている。これくれないならいつでもネイティブに対して発信できる。その出来る範囲のものひたすら実践していって、「よし、ここは出来たぞ、伝えられたぞ」という経験をどんどん積んでいってほしいと思います。

まだ出来ていない部分に関しては、実践を積んでいくうちにいつの間にか出来るようになるんじゃないか、というのが私の感覚です。

不安その2:授業についていけるんかな??
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日常での英語は何とかついていけるだろうけど、授業となるとわけが違ってくるのではないか?

聴きなれない専門用語のオンパレードに、大量の課題。人によっては、先生自身に対して少々近寄りがたい雰囲気さえ感じてしまうかもしれません笑

一番の鬼門は先生の話をその場で聴いて理解できるかどうかでしょう。今まで練習してきたリスニング力が真に試される場面ではあります。

ただ、その1回だけで全ての内容を理解しなければならない、という思い込みは捨てたほうがいいかもしれません。

1回で理解できなくてもいい。何回も繰り返し勉強して、出来ないところを出来るようにする


あなたがそもそも留学にいく目的に立ち返ってみてください。

英語を上達させるために来たんでしょう?外国でしかできない勉強をしにきたんでしょう?

1回やってみただけで出来ないのは当然。むしろ、そこからが勝負です。分かるまで、とにかくやり続けることです。

処方箋:予習と復習で圧倒的成果を出す。


留学中のカリキュラムをある程度把握されていれば、留学前にでも日本語でその内容に一通り目を通しておくことをお勧めします。何が授業で出て来るのかがある程度分かるだけでも不安は軽減されます。

何よりも大事なのが復習。授業中は正直板書を追うだけでもいっぱいいっぱいかもしれません。

ほんの10分、20分だけでもいいので、あとでその板書を読み返す時間を必ずとるようにしてください。このプロセスの繰り返しがあなたを強くさせるのです。

人によっては、録音機を重宝するかもしれません。授業で先生の英語が聴き取れない、という場合は録音しておくことでその授業の効果を倍増できます。後で聴きかえしたり、必要であれば分からない箇所を友人などに聞いてみたりするといいですね。

不安その3:友達できるかな…ボッチにならないかな…

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言語も文化も違う得体の知れない人たちと一緒に暮らすことは最初は慣れが必要でしょう。

ただ、初めまして同士の人たちと同じ寮に入って同じクラスを受け、日本では作れないような友達を作る。
あまりにも貴重な体験をあなたはしに来ているのです。

しかし、何かの拍子でそれがうまくいかなければ、あなたの留学生活は一気に苦しくなってしまうでしょう。

その明暗を分けるのは、ほんの少しの違いだと私は考えています。

処方箋:笑顔で、元気よく周りと接する。特に初めましての挨拶にこだわろう。何よりも、相手に純粋な興味を示そう。


あなたがこれから仲間を作っていくのは同じ寮の人たちでしょうか。それとも、留学人同士のコミュニティでしょうか。場合によっては、クラスで偶然となりに座っている人とよい関係が生まれるかもしれませんね。

シチュエーションがどうであれ、明るくてにこやかで、気持ちよく接してくれる人に対して悪い印象を抱く人は決していません。

特に肝心なのが最初の挨拶だと私は考えます。第一印象の良し悪しによって今後の関係性は一気に変わってしまいますからね。笑顔を忘れずに、相手のことを素直にもっと知りたい、もっと仲良くなりたいということを出会って最初の1秒から伝えてあげましょう。言葉だけでなく、身体も心も活用してあげるのがコツです。

あとは、やはり自分の英語に対して必要以上に劣等感を持たないことですね。自分が出来る範囲で構わないので、どんどん英語を使って話しましょう。

私個人の経験としても、スペイン語だったりヘブライ語だったり、頑張って相手の言語を話そうと努力してうれしく思ってくれたことが多かったです。逆に、外国の方がしっかり日本語で会話しようとしてくれていたら、それはそれは喜ばしいことではないでしょうか?

このような姿勢で周りと接すれば、あとは周りがそれに応じてくれます。あなたが明るく、楽しく接してあげれば、周りも明るく楽しく接してくれるのです。

この感覚が身に付けば、もはやあなたには世界中のどことでも誰とでも友達になれるという自信さえついてしまうかもしれません。

あなたの留学をサポートします!


留学に対する主な不安3つ、いかがだったでしょうか。

経験したことがないもの、分からないものに不安を感じるのは自然なことです。新しい世界に踏み出す勇気のあるあなたの心に寄り添えるよう、現地での経験も踏まえてアドバイスをお届けしました。

新たな挑戦をしていくあなたをサポートさせていただくために、お電話やビデオチャットでの相談を受け付けます。
今回の記事では扱わなかったような懸念点についても、どんどんシェアしてみてください。現地での経験に基づいて助言いたします。
また、留学行く前にちょっと英語を練習してみたい、という方も大歓迎いたします。
《著者の経歴》
◯アメリカのカリフォルニア州生まれ、14年間駐在

◯中学生までは現地校通い
・友人と何個もパーティーに参加
・洋楽、洋画をクラスメイトと一緒に楽しむ ・マーチングバンド、吹奏楽のパートリーダーを経験
・数学、科学のコンテストにグループで出場
など現地校でしかできない経験を思いっきり満喫
◯学校内で人気の女子に片思いした後の失恋を経験済み

◯帰国後は日本の高校、大学に進学
◯現在は情報理工学系の大学院に在籍
現地で失敗も成功も経験してきているからこそ、避けた方がいいこと、やってみたほうがいいことをアドバイスさせていただきます。

あなたのストーリーをお聞かせください。
充実した留学生活、ならびに英語ライフになることを心から祈ります。
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