『週1de学ぶ音楽の話』【ガスと音楽】

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音声・音楽
みなさん、こんにちは!
MOE音楽教室の小松萌です。

それでは今回も、第7回目「週1de学ぶ音楽」シリーズをお届けします。
前回は「病院」がテーマでしたが、皆さんもおうちde癒し時間は過ごせたでしょうか!?
まだまだ自粛期間も続きそうですので、自分を労りながら過ごしていきましょう!

さて、今回はちょっとパリピな!?
身近に感じる音楽の話をご用意したので、ぜひ最後まで読んでくださいね!

第7回目のテーマは・・・
【ガスと音楽】

このご時世、集まってパーティ!なんて中々できる世の中ではありませんが、今回はパーティーグッズとして人気のヘリウムガスでなぜ声が変わるのか、その不思議をお届けします。

ちなみに皆さんは、「ヘリウムガス」を使って声を変えて遊んだことはありますか?
ヘリウムガスの面白いところは、なんといっても「声が高く変わること!」ですよね!
普段とは違う声で面白いことを言ってみんなで盛り上がる〜なんて遊び方にぴったりのアイテム。

最近は100円均一なんかにも置いてあるそうです。
また、声を変えてくれるだけでなく、ぷかぷか浮かぶ風船にもヘリウムガスは使用されています。
そんな万能なヘリウムガス。(風船用と変声用のガスは違うから吸わないように気をつけて!)

なぜ声が変わるかというと、それはヘリウムガスの持つ特徴と私たちの声帯に秘密がありました!

まず、私たちは、肺から空気を出し、そして喉にある声帯をその空気で振動させ、声道で共鳴させることで声を出しています。
声を出すというだけでもものすごく色々なことを行なっているんですね〜

「ヘリウムガス」はとても小さく密度の低い分子でできているそうです。
とにかく軽いため、普通の空気よりも速く、音を伝えるのもその分速い!

そんなガスを吸うと、共鳴する音の振動数が高くなり、声も高くなる!という仕組み。

楽器も共鳴して音を出すという点で同じ仕組みのため、楽器を吹いてみても音が変わるそう。

軽くて動きやすい空気なんて、なんて不安定・・・・
そんなに軽いからこそ、風船などをふわふわ浮かせることができるんですね!

ただ、ヘリウムガス100%を吸ってしまうと、身体には害のため、パーティーグッズとして売られているものは酸素が混ざっているとのこと。
面白いから!!と言って吸いすぎないように気をつけましょう。笑


他のガスでも声が変わる不思議ってあるの?と疑問に思いますよね。
あるそうです!!
(これも絶対真似しないように!!)
ガスもたくさん種類があるのですが、今回ご紹介した「ヘリウムガス」は声が高くなりますよね?
中には声が低くなってしまうガスもあるみたいです。

例えば『アルゴン』というガス。
こちらは少し声が低くなるガス。
そんなに急激に変わるような感じではないようですが、すこーし低くなります。

『クリプトン』というガスは結構声が低くなります!(Youtubeを見ました)
すごい巨人が喋ってる・・・みたいな声。笑

『キセノン』はモンスターのような声か!?と思うくらい声が低くなっていました。

このように、高くなるガスだけでなく、低くなるガスもあるようです!
※ぜっっったいに真似しないで!!

声が低くなるガスはヘリウムと違って、空気よりも重いガスのためスピードが遅くなって、声が低くなるようです。
不思議ですよね笑
怖いから吸いたくないけど←

全てYoutubeに実験した動画が載っていたのですが、見ていてなんだか苦しくなる映像でした・・・・

このように、私たちの声が変えられるなんてことが世の中にあるって本当に不思議ですよね!
ちなみにヘリウムガスで声を変える現象を「ドナルドダック効果」と呼ぶそう。笑
名前が親しみありますね!

ヘリウムガスを使用しなくても、変声機のようなものを使えばいくらでも声を変えられますから、そちらを試すことをオススメします!!笑

ただ、もしもチャレンジすることがあれば、今回のブログをぜひ思い出してくださいね!


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