【公務員試験】論文対策は市販本で十分なのか

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ビジネス・マーケティング
公務員試験の論文対策について,知識やテクニックは,市販本で十分に足りています。
市販本に掲載されている項目をもれなく盛り込むことができれば,上位合格することは可能でしょう。

例えば,以下の書籍を読めば,政策面の知識は別途インプットするとしても,論文対策に必要な知識は十分です。
(私が現役のときにあればよかったのに!と素直に思える良本です)

・現職採点官が教える!合格論文術(春日 文生)
・現職採点官が教える!社会人・経験者の合格論文&面接術(春日 文生)

では,それで十分なのかというと,そうとも限りません。

第三者である採点官に伝えたいことを過不足なく伝えることができていなければ,上位合格できる論文にならないからです。

上位合格できる論文を目指すには,例えば,書くべき内容を適切に表現できているか,その表現は適切なのかなど,書いた文章が客観的な論述になっているかを確認する必要があります。

ですが,そのためのフィードバックを市販本から得ることは,なかなか難しいと思います。一定の経験(訓練)を経ないと,上記の観点でチェックすること自体が難しいからです。受験生でよくあるパターンは,参考答案を基に論文を書いてみた,あとは一定数のパターンを暗記して,本番を迎えよう,というものです。

論文添削を予備校で受けられればよいのですが,インターネットでメジャーな公務員予備校の情報を調査した限りでは,論文の添削のみを安価で,かつ,1週間以内に回答することまで行っているところは見受けられないように思います。(択一対策等を含めたパッケージの中で論文や面接も対応するというビジネスモデルが一般的のようです。)

私の経験ですが,1回だけでもフィードバックを受けると,論文を書くときの感覚が変わります。視野が広がって,現状打破へ向かうことができます。

択一は勉強だから独学でできるが,論文や面接の対策はやったことないからなあ…,という方の一助になれば幸いです。
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