【特別区経験者】論文試験~課題式論文~

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ビジネス・マーケティング
特別区経験者採用試験では, 
以下の2つの論文の試験が行われます 
・経験論文(90分1200~1500字) 
・課題式論文(2題中1題選択:90分1200~1500字) 
基本的な論述力に加えて, 
それぞれ内容(職務経験,政策課題)が問われています。 
基本的な準備の仕方は,通常の大卒程度向けの公務員試験と同じですが, 
経験者採用である点を加味した内容に仕上げなければ, 
高得点は見込めません。 
特別区経験者採用試験の 
目標は合格することではなく,1つでも高い順位で合格すること,です。 
そのためには,論文で高得点をとることが必須です。 
採点を意識した準備をすれば,効率的に準備することができます。 
結局,論文で問われることも,面接で問われることも, 
最終的に突き詰めていけば同じだからです。 
別々の視点で対策すると,時間がなくなってしまうことでしょう。 
採点官の視点を持てるか, 
採点官の視点を持ったフィードバックを受けられるか, 
が重要だということがわかります。 

加えて,
課題式論文は,政策課題の知識を仕入れて,表現できるよう準備する必要があります。慣れていれば難しいものではありません。
採点を意識した準備をすることで,この点についても,範囲を絞った効率的な対応を行うことが可能となります。
焦点を絞らない形で政策を勉強しても,結果的に血肉として残らない形になるリスクがあります。時間がない中で準備される方が多いと思いますので,この点をご留意いただければと思います。
<課題式論文の過去問>
※2題中1題選択

・令和元年度
(1)組織力の向上について
(2)地域コミュニティの活性化について 

・平成30年度
(1)行政運営の効率化と信頼性の確保について
(2)区民への情報発信のあり方について 

・平成29年度
(1)区政運営における区民との協働について
(2)最少の経費で最大の効果を生む区政運営について 

・平成28年度
(1)区民ニーズの把握と施策への反映について
(2)グローバル社会の進展に伴う行政運営のあり方について 

・平成27年度
(1)行政におけるコンプライアンスについて
(2)地域イベント開催にあたっての住民要望の調整について 

・平成26年度
(1)区民から喜ばれる行政サービスの提供について
(2)地域社会に必要とされる公園のあり方について 

・平成25年度
(1)住民サービスとそれに係る経費について
(2)区民の声を生かした政策形成について 

・平成24年度
(1)民間的な発想を生かした行政運営について
(2)住民と一体となった活力ある地域づくりについて 


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