こんにちは皆様。
選択と集中という言葉が流行の様に成った時期が有る、丁度会社を動かしていたので、大企業の選択を見ていた。
中小やら町工場には選択や集中は無い、選べるものを持ってない場合の方が多いからだ。
掴むためには手を離さなければならないのが解っていても、ある程度の従業員が居ると、最低限いくらかの金額が必要になる。
従業員に辞めて貰う選択肢もあるが、そうするとイザ仕事となった時には、家族しか居なくて何もできないとなる。
日本の90%以上が中小や町工場なのだから、誰もが新しい事業を模索して、それが出来なくてもがいているんだろう。
仕事で必要な物が信頼という、確かに信頼は大事なのだが、私が経験してきた事から考えると、どこの企業も信頼しすぎるのは良くないと思う。
親会社だからと言って、面倒を見るわけじゃ無いし、仲良くしている企業でも、違う所に発注しないとも限らない。
要は片足は信頼に置いて、もう片方は不信に置いて、どっちに重きを置くのが良いかはその時々に判断するのが良いのだろうと思う。
こんな風に言うと、お前は取引先を信頼しない人間なのかと言われそうだが、企業を支える人間は期待感で仕事をしてはならないと私は思って居る。
だから、期待と失望を両手に持って、いつも自分を戒めながら仕事をするのが大事なのだと思う。
それが中小企業でも、町工場でも、個人事業主でも。
絶対的に信頼できる人とだけ繋がっている人は大幸運なんです、私はそう思って居る。
いつも、有難う御座います。