お菓子は心の栄養です

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こんにちは皆様。

勝手に春のパン祭りで買ってきたパンを食べていると、偶にですが”これは駄目だ”って言うのがある。

今日の朝にそれに当たった。

わーいと言って袋を開けてキューブ型のパンを取り出して、3つに分けようとしたら一部だけ割れてしまった。

「それ貰うわ、あんこが入ってるところ要らへんから。」と次女。

「じゃ、他の分けるわ。」と三女と二人でキューブ型のあんパンを分けて食べようとしていた。

「これあかんわ、食べたらあかんもんの匂いがする。」と次女。

「ついとる桜の花びらかなー、何かビニールみたいな匂い。」

三女と私も慌てて食べてみる。

「確かになんか匂いするなー、桜の花は何処かで買っとんのやから、パン自体の問題や無いけどね。」と言ってみるが、桜とも思えない。

「違うあんこや、あんこに匂いが付いとんのや。」と三女。

「こんなんもあるんやね、大体のパン屋さんは良いのにね。」と残念な気分。

「口直しする?」と次女が出してきたのはゴディバの箱。

「それが噂の奴か。」と三女。

次女は物語の有る商品が大好き、特別の作り方をしてるとか、代表にこだわりが有るとか。

元々お菓子がそれ程好きでない彼女、他でも物語のある商品が好きだけど、味を考えるとゴディバが特に好き、昨日も百貨店のゴディバの売り場に50周年の記念のカステラ オ ショコラがあったからと言って買ってきていた。

「開けて良いの?」大事そうだったので聞いてみる。

「良いよ、食べる為に買ってきたんだから。」と次女。

「じゃあ頂きます。」と三女。

食べてみるとチョコなのに爽やかな香り、私はチョコは好きだが、チョコを入れたお菓子が好きでない、その手のお菓子は基本チョコが美味しく無くてくどいから。

なのにミントみたいな香りがほのかにする、チョコミントは大嫌いだけど、この香りは柔らかで食べやすい。

「ミントは入って無いんだよね。」ミントは嫌いなので味がすれば分かると思うけど言ってみる。

「入ってないよ、ココアと質のいいチョコレートの香りじゃない。」

「質のいいチョコって凄いね、これは美味しいわ。」と言って3人でいっぺんに食べてしまった。

しまった写真も箱も残して無いと気付いたのは、片付けが終わってからだった。

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この前はワーフルハウスさんのストロープワッフルをネットで見つけて食べたし、我が家は贅沢お菓子の博覧会やー状態。

偶には外れもあるのが問題なのだが、今時期は外れの方が珍しい位なので、外れがあるのが当たりカモ。

人の好みはそれぞれなので、我が家で駄目だと思っても他では美味しいーってなっているかも知れないしね。

お菓子は人が生きるのに絶対に必要な物では無い、それだからこそ拘って食べたい。

お菓子は身体の栄養の為でなく、心の栄養の為にあるのだと思う。

私のおじいちゃんは癌で食べるのが大変になっても、缶詰の桃が食べたいと言って、シロップを口に含んでいた。

飲み込むのも大変でも心の栄養が必要だったのかも知れない。

生きている限りお菓子食べたいな、そして世界の全ての人が心の栄養を取れると良いな、そう思っている。

いつも、有難う御座います。
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