太刀風居合の竜とそばかすの姫と細田守と私

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プログラミングの勉強をしようとYoutubeのメンバーシップに入っているのですが、来週の金曜日までに1作つくることを知ってしまい、どうしよう……となっている太刀風居合です。別に作らなくても誰からも咎められないのですが、ほら……ハンターハンターの制約と誓約みたいな?このネタ、どのくらいの人に伝わるんだ……。今日の帰りの電車で、とりあえずアイデアは出来ました。
「竜とそばかすの姫」を見てきました。上映が始まってからかなり時間が経った作品なので、大変今更なのですが、でもやります!

①ビジュアル・グラフィック100点
 もう凄すぎる!美術館でも来た気分。素晴らしいですよね!他のアニメーターでも、これと同じレベルの作画はできないよ!!

②音楽100点
 ここも完璧!本当に泣きそうになった!冒頭で流れた「millennium parade」が好きなんですよね!本当にこだわりの頂点だと思います!

③声優70点
 褒めるのはここまでだ。声優は問題ないという人も多いけど、私は不服。主人公と眼鏡の子と本職の人以外は……お察しだよね。まあ、キャラクターに味がないから、本職じゃない人がやった方がいいのかも……だけど……本末転倒だよね。

④シナリオ50点
 主人公の設定は良かったよ。正と負の内包が素晴らしい。主人公の両親もいいね!素直に感動できた。眼鏡の子とのバディもいいんじゃない?誹謗中傷のいう題目はしっかり向き合っていて良かったよ。本音を言うと映画が始まって75%くらいまでは「滅茶苦茶いいじゃん!」って思ってました。事前に悪い噂聞いていたけど、「何だよ、凄くいいじゃん」って気持ちしか無かったです。起承は100点あげていいよ!よく美女と野獣とか言われているけど、それを連想した上で「凄くいいね!」って気持ち。竜の正体が分からなかったから、それを登場人物から探す、ミステリ感が好きだったんです!!

ネタバレ注意!!!

問題は美女と野獣と「差別化」しようとして、「劣化」になったこと。どうしてこうなった……。「ネットの誹謗中傷」と「虐待」という大テーマを両立できない。どっちも凄いテーマだが、使いこなすのは至難の技。あの少ない時間で纏まるわけがない!ネタを詰め込み過ぎて破裂した感覚ですね。あと(これは他の人の感想を見て思ったことだが)「U」という世界の使い捨て感も酷い。

終盤のご都合主義、ヴィランの掘り下げの無さすぎ、竜の正体の期待はずれ感、勧善懲悪すぎ、ネット世界のこの後どーなったの?と思う部分山ほど、放置すんなよ、スタッフ!!

総評:85点! 原案は100点。ただ、原案とシナリオは別の人間が書いた方が物語というのは上手くいくのかもしれない。

【追記】これを書きながら「マツコの知らない世界」の王道アイスの世界を見ています。感動の嵐ですよね!!



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