幸せになるのを諦める…とは

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こんにちは、山 いちかです。

ここ最近、大きな気づきがあったのでシェアしたいと思います。

今まで「幸せになるために」色々と頑張ってきました。
しかしながらことごとくその試みはうまくいかずもう、どうしたらいいんだろうという絶望感に苛まれていました。

やらなければならないことがたくさんあるにもかかわらず現実逃避でマンガばかり読んでいました。江戸時代の話でした。

比較的江戸時代って落ち着いていたころだと思うのですが、その中でも不幸、不遇な状況の人お金持ちの人、貧乏な人たくさん出て来ます。

そんななかでお金持ちでも不平不満が多く不幸な人貧乏で不遇な状況でも幸せを感じている人様々な人が描かれていました。

幸せになるために頑張っても、結局は今ある幸せにきづける人が幸せなんだなぁ、と改めてマンガを読みながら思ったところで

ふと、「幸せって別に要らないんじゃ…」

と思ったんです。
日々、暮らしていればネガティブなことも起こるし良い事も起こる。
それ自体が既に幸せなのであって、それ以上のなにかキラキラした「幸せという幻」をもとめてあがいているだけなのではと思ったんです。

一番幸せなのは、幸福なんて特別必要でないと悟ることだ
-- ウィリアム・サローヤン --

色々検索していたところこの格言を見つけて深く私の心に引っかかりました。
更に、こんな動画にも出会いました。

・幸せになる事をあきらめる
・良くなろうとしない
どちらも、マドモアゼル愛先生の動画です。
(動画を貼っていいのか分からないので気になる方は検索されてみてください)

私が中学生ごろに流行っていた「My Birthday」という占い雑誌。同世代の方はご存じの方もいらっしゃるかもしれません。(アラフィフです)
その中で占星術の占いを掲載されていたマドモアゼル愛先生。
(私は女性かと思っていましたが、男性でびっくりしました)

そのマドモアゼル愛先生が出していらっしゃる動画で、私は懐かしくなって聞き入ってしまいました。

世の中は
「幸せになるために」
「今のあなたはこれが足りない」
「だからこれをするべき、買うべき」
という流れになっているということ

「今のあなたには足りないところがある」
という風に世間や親、学校や会社から言われ続けそういう風に思い込まされているという事。

それを聞いて私は
「あぁ、もう、良くなろうとしなくていいんだ、幸せになろうとしなくていいんだ」そう思えてとてもほっとしたのでした。

私は幸せになるための努力を惜しむという事は人間失格位に思っていたのだと思います。

私自身、2人の子供がいますがまだ幼稚園と小学生です。なので子どもとの時間を捻出するために、理想の子育てをするために色々と努力してきましたが、最近それが徒労に終わり諦めたほうが楽だなって思っていたところに上記の動画や格言に出会いました。

実際、子供を育てるために本業のアロマセラピストのサロン勤めを続けなければならず、子供との時間が取れずに困っていましたが、もうそれはそれで、今の私はそれが精いっぱいで、そういう人生(笑)
それから子供たちも何か学ぶでしょうし、その中でも辛い事ばかりではなく楽しいこともあるので、もうそれでいいや、と思えたのです(笑)

幸せになるために、自分の望みを叶えるために、行動することは素晴らしいことですが、それが今の自分自身を否定することになってしまったり、その行動自体が自分を苦しめるようなことになる場合は、少し立ち止まって考えてみると良いかもしれませんね。

読んでいただきありがとうございました。一知花


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