国内最高齢 巽フサさん亡くなるニュースから介護を考える

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12月12日、国内最高齢の女性、巽(たつみ)フサさんが亡くなられたというニュースが流れました。

116歳で天寿を全うされ明治、大正、昭和、平成、令和と5つの時代を生きた女性です。

フサさんは2022年4月19日にそれまで最高齢者だった田中 カ子さんが亡くなったことにより、114歳で日本最高齢になられました。

生まれたのは1907年(明治40年)4月25日。

フサさんが生まれる3年前に日露戦争がはじまり、1907年には日露漁業仮議定書締結をはじめ、日露通商条約、日露漁業条約に調印と日露関係に変革をもたらした時代でした。

この世のすべては生を受けた時から、死に向かって生きていきます。

死はいつ訪れるかそれは誰にもわからない。

その日が訪れるまで精いっぱい生きれば、夢を見て希望も生まれます。

神様や前世があるならば、今一緒に生活を営んでいるメンバーは「家族」となると決められた運命なのです。

家族とは楽しかった幼少期、反発した青春時代、社会人になり結婚して子供が生まれてもずっと見守ってくれていたのは「両親」であり「家族」です。

赤ちゃんの時から今まで育ててくれた両親もいつかはこの世の仕事を終え、あの世に旅立っていく。

介護はそんな家族に向けた最後の孝行なんだと思います。

フサさんは106歳まで自宅で過ごし庭仕事もしていたそうです。

何歳まで自分で自分の世話ができるかもわかりませんが、いずれ自分たちも同じように衰えていくことも見据えて、家族の介護に向き合いたいと思っています。

私は4年間祖母の介護を自宅で母と協力しながら行っていました。
はじめは介護の「か」の字もわからなく、手探りで母とスッタモンダしてやっていましたが、次第に介護サービスを上手に利用させてもらいながら最後は病院で祖母を見取りました。

シモの世話や食事の世話、寝返りや着替えなど介護の日常は思ったより壮絶です。
当たり前に今できていることが、できなくなるという状況は本人はもとより支える家族がどんなに大変か私もよくわかっているつもりです。

私は介護職ではありませんが、祖母の介護を通じて介護をする方々のお気持ちを受け止めることはできます。

「ちょっと介護で疲れてしまったな」
「最近、家族以外と話してないな」
「ちょっと聞いてほしい!」

などなどありましたら遠慮せずにお声かけくださいね。

お待ちしております。







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