色々見れたほうが選択しやすいですよね?
動画制作では絵コンテをもとに企画立案を行いながら
動画制作を行なっていきます。
その後、撮影、動画編集となります。
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こんにちは、4s Production 中沢です。
今回は動画制作でA・B案を提案している理由について
書いていきたいと思います。
動画制作の流れ
は以下となります。
・企画立案
・絵コンテ制作
・撮影
・動画編集
・納品
今回は動画編集について詳しく書いていきます。
動画編集では絵コンテに沿って撮影したデータを動画編集します。
その際に、動画編集の段階で私自身がA・Bテストを行います。
このカットとこちらのカットならどちらが良いか?
テロップの位置はこっちとあっち
音声の調整は?
BGMの音量は?
などなどさまざまななA・Bテストを行いながら編集していきます。
もちろん、即決できる場合もありますが迷う場合もあります。
その場合は他の編集を進めて時間を置いてから
再度、A・Bの両方を確認して決めていきます。
色々みてから決めたい
そう思いませんか?
だからこそ動画編集では時間もかかります。
逆にいうと色々、試してみてから提出している初稿データにはある程度
自信を持って提出しています。
昔は絶対にこれで決まり!というぐらい吟味してから提出していました。
(※今は7割程度、吟味してから提出しています)
しかし、これが悪い結果を招いていました。
なぜなら修正が入るたびにどんどん悪くなっているように感じられるからです。
自主制作の映画なら自分の好きなように表現するのが良いでしょう。
しかし、クライアントワークでは答えはクライアント側にあります。
私が色々とA・Bテストをしてきた経緯は制作陣はもちろん
クライアント側は一切見ていません。
逆にいうとそれを見てもらいながら動画編集できれば全ての人が
納得できることでしょう。
しかし、時間には限りがあります。
悩んだらA・B案を提出
予算のある案件ではイントロアニメーションなどは
数パターンを提出することもあります。
その際には制作チーム内で提出案を検討します。
5パターン程度を準備して
制作チーム内で確認、修正を2〜5回程度、繰り返します。
その後、クライアント側にイントロ案を提出します。
一見すると、非効率な制作過程にも思えます。
プロならばビシッと1案でこれで勝負!みたいなことをすれば…と
考える方もいると思います。
先日の案件では、クライアント側に6案を提出したところ
クライアント側から
〇番でおねがします。ただ〜を少し〜にしてください。
一発で決まりました。
これはプロデューサーがクライアント側の好みを熟知していたので
その好みを6パターンに落とし込めたので即決に至りました。
もちろん案件によってはクライアント側からの修正を行う場合もあります。というかほぼ修正を行います。
ただこの修正を繰り返していく過程が重要だと考えています。
制作は相手と対話しながら
みんなで創るものだと考えているからです。
この修正で良いものになっていく場合が多くあります。
もちろん、撮影のNG・OKカットや、そこまで吟味しなくて良い部分は
こちら側でササッと進める部分もあります。
クライアント側が気になる部分は、制作側(私も)も
気になっている部分です。すぐに別案も出せるようにしています。
BGMなども予算がある案件ではA・B案を出す時もあります。
結果、動画編集の手間は増えますが、動画制作がスムーズに進むと感じています。
またクライアント側にもご満足いただけているようです。
きっかけは佐藤可士和さん
何で読んだか忘れてしまってのうろ覚えですが…
佐藤可士和さんは
UNIQLOのロゴなどを制作する時に500案、準備する と。
(※間違っているかも)
詳細を聞いたことはないので、ここからは私の予想ですが…
制作の過程を全て伝えているのではないでしょうか?
UNIQLOの会社というのはこういう会社で、こういう歴史がある
ってことは、こういうロゴが考えられます。
これは絶対にないですよね?みたいな案も出して
どんどん狭めていくのではないでしょうか?
それにしても500案って膨大な数字です。
ググったところ、佐藤可士和さんにロゴ制作を依頼すると
製作費500万円みたいな記事も出てきます。(※真相はわかりません)
真相を知っている方、教えてください。
AI画像
結局は相手を思う気持ちなのかも
なんか偉そうにビジネス論を書きたいわけではなく
どうしたら相手にとって良いものを作れるのか?
どうしたら相手が喜んでくれるのか?
という、相手を思いやる気持ちが大事なのではないでしょうか?
何事も「これでいいでしょ?」よりも
「どっちが良いか?」と聞かれて
「自分で選択」した方が満足度も高いのではないでしょうか?
動画制作などで何かご相談がございましたら下記より
お気軽にご相談ください。
それでは、4s Production 中沢でした😀
keep smiling!!