【悲しみの…結果発表】脂肪10%への道:day after 30【ダイエット極限実験室】

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コラム

最初に

最初に。この記事はかなり長くなります。忙しい人は、上の方の見出しだけでも大体の内容がわかりますので、どうぞ。

あいさつ

皆さんこんにちは。事故もありつつ、謎の体重増加もありつつ、波乱万丈の1か月でしたね。僕自身も、新しく始めている事業のために人と連絡をとったり交渉したりとドタバタしています。

新型コロナのせいで、仕事を失ったり、生活が一変してしまったという方、たくさんいらっしゃいますね。僕に何かできることはないかなと、いろいろやってみてはいますがなかなかうまくいきませんね。今後も頑張ります。

結果発表

さて早速ですが、結果のほうを見ていきましょう。
忙しい人のために、結果だけ先に書きます。たったの-2.7㎏でした。
今期の実験開始時点のデータは、以下の通りです。まずは少し分析してみましょう。
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とりあえず、10%には程遠い体ですね。体脂肪と骨格筋量は、足の裏からの電気の通電率で判断されるので±2%程度は誤差が発生します。減量中は毎日今日は筋肉が2㎏増えた!とか、体脂肪が2㎏減った!とか一喜一憂しそうになりますが、一日に増える筋肉も体脂肪もせいぜい100~200gです。
減量中は、PFCバランスを見直す時以外は原則として一週間ごとの最低体重だけ気にしていけばいいです。
それでは一か月経過後のデータを見てみましょう。
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冒頭にも書きましたが、体重で-2.7㎏
体脂肪層量を計算してみましょう。
開始時体脂肪27.5㎏
終了時体脂肪26.7㎏
計算上の振れがあるので、念のためにday29とday31の両方の体脂肪量を計算してみました。day29:26.4 day31:26.3
結論として、体脂肪減少量は約1㎏といったところかと思われます。
あえて一言、評価するとすれば、大したことないですね。
1か月でたったの3㎏弱の減量。女性のダイエッターなら十分だなという人もいるかもしれませんが、正直極限実験室としては、物足りないものがあります。
逆に評価すべき点もありますが、そのあたりは、ケトジェニックダイエットのまとめとして、次の項目で書きますね。

結局ケトジェニックダイエットってどうなの?

結局ケトジェニックダイエットってどうなの。ということなんですよね。この記事をここまで読んでくださった方のために役立つ情報としてまとめておきますね。
メリット
①空腹感がない。
②有酸素運動しなくても体重が落ちる
③筋肉量の減少が少ない
④食事内容の制限が緩やか

デメリット
①体重の落ち方も緩やか
②肉を買い続けるのが手間
③サプリメンテーションが大変

メリットについて

まず、メリットについて詳しく説明しますね。
①空腹感
食事の内容がタンパク質と脂肪分に大きく偏るので、食事に満足感があります。なんなら、もう食べたくないなという量を食べ続けることになります。
また、糖質を制限しているのでインスリン値が低く抑えられることから、胃が空の状態で空腹感が突き上げるような衝動は一度もありませんでした。
「わかっちゃいるけどたべちゃうの」という人にはいいかもしれないですね。

②有酸素運動
ケトジェニックダイエットにしてから、望んでそうなったわけではないですが仕事が忙しくなったり筋肉が断裂したりとトラブル続きで、有酸素運動がほとんどできませんでした。
結局、食事内容の調整のみで体重が落ち続ける結果となったので、有酸素運動が毎日できないというような方にはいいかもしれませんね。

③筋肉量
筋肉量は、ローファットダイエットや低カロリーダイエットの場合ガンガン落ちます。もう、目に見えてガンガン落ちます。女性ならあまり気にならないかもしれませんが、男性だと3㎏も筋肉を失うと、あばらが見えてしまう人もいると思いますね。体脂肪率を落としていくなら、なおさら大きく見栄えが変わってきますね。
筋肉を失うということは、見た目の損失に加えて、基礎代謝の原則という根本的な問題も生じます。リバウンド云々は別としても減量中に基礎代謝が下がると、体脂肪が落ちにくくなりますし、食べてもいい食事の量が減ります
中長期間の大規模減量においてはこの点は見落とせないんですね。
そういう意味でも、減量期間を長く続けたい人にはケトジェニックダイエットがおすすめになってくるかなと思います。

④食事内容
結論、炭水化物じゃなければ何を食べてもいい。
そもそも一日のカロリー制限が3000kcalもあります。そして、炭水化物以外は何でも食べられる。
鶏肉はもちろんの事、豚肉も牛肉もたまごも油もなんでも食べられる。
チキンステーキ → ビフテキ → 豚軟骨の煮込み
牛筋煮込み   → ビフテキ → おでん

こんな感じでかなり自由に好きなものが食べられます。
普通に会社員として働いている人や食べ物に飽きが来やすい人には、かなりのメリットになると思いますね。毎日毎日決まった食事なんて用意できないよという方にもやれるということです。

ちなみにちょっとした裏技ですが、ハードな筋力トレーニングをしている人は、トレーニング前に甘いものを食べることができます。
おすすめは、大福やどら焼きですね。このあたりは、小豆を使っているので良質な食物繊維と炭水化物がとれます。
イメージとしてはトレーニング1時間当たり大福かどら焼き1個程度が目安です。一度にたくさん食べすぎるとケトジェニック状態が解除されるので気を付けてくださいね。

デメリットについて

次にデメリットについて、説明しますね。
①体重の落ち方
結局のところ、消費カロリーと摂取カロリーの差は、低カロリーダイエットよりも大幅に小さくなるので、体重の落ち方はどうしてもゆっくりになりますね。短期間で一気に落としたいという場合には、他の方法のほうがいいと思います。

②食事の用意
僕の場合体重が100㎏をはるかに超える超重量なので、当然といえば当然ですが食事の量が凄いです。
毎日2~3㎏のお肉を買い続けないといけません。これは、お金の話ではありません。金額にすればせいぜい一日2000~3000円程度です。
では何の問題か。。
そう、単純に重たいんです。
面倒なので一度に、三日分のお肉を仕込んでいくとすると、買い物で10㎏近いお肉を買い集めて持って帰らないといけないんですね。
単純に疲れます。また、仕込みで血抜きをしたり下味をつけたりとなかなかの作業が必要になりますんで、料理が苦手な方は大変かもしれませんね。

③サプリメンテーション
意外に思われるかもしれませんが、一番のデメリットはこれです。
ほぼほぼお肉だけを食べ続けるということはどういうことか?
お肉以外からとるべき栄養はほとんどとれないということです。
ビタミンミネラルといった微量要素はもちろん、コンディション維持に必要な食物繊維やタンパク質補正のためのプロテインなど、安定して体調を維持するにはかなりの種類と量のサプリメントを飲み続ける必要があります。
これは、飲むということが大変というよりは買って用意する費用が掛かるということもいえます。

参考のためにお知らせしますが、僕が1か月でかかった食費は約9万円。
サプリメントで使った費用が5万円程度です。
筋力トレーニングのためのジムや筋力トレーニング用のサプリメントなどを入れれば、さらに3万円程度増えます。

ガチでケトジェニックダイエットをしたいなら月に10~15万円程度は用意してください。そういわれれて用意できる人は少ないんじゃないかと思いますね。(お前がビフテキ食いすぎなんだという批判は受け付けていません)
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PFCバランスで50%近くを脂肪分でとるということそのものがハードルが高いので、ビフテキが用意できない人は、MCTオイルというココナッツオイルかマカダミアンナッツオイルなどの天然植物油を摂って代わりにするといいかもしれませんね。

次の減量計画

いいですかみなさん、ここはどこですか?(頭がおかしくなったわけではない)
ここは、ダイエット『極限』実験室です。
命の危険のない『極限』なんてありはしないんですよ。
ケトジェニックダイエット。はっきり言って楽だった。
これ、全然極限じゃない。
言い換えれば、楽さをお金で買ったんですね。そういうダイエットでした。
映え映えインスタおばさんもびっくりの優雅な1か月でしたね(自戒)


とにかく、まったく極限じゃない。月10㎏近く落としてこそ。毎日命の危険と向き合ってこそ。

死にかけてこそ、極限実験室ですよ。

というわけで、ここまでの実験結果を検証する意味でも、ここからは一番期待値の高いダイエットをしていきます。

それはもちろん

『ローファット有酸素併用ダイエット』

アレを飲んだら痩せる。これを食べたら痩せる。寝てても痩せる。

これは、あるんですよ。知ってます。

でもね、今日痩せたいんですよ。今月痩せたいんです。死んでもいいんです。

だったらやっぱり、信じられるのは己の身体のみ。

自分が有酸素で消費したカロリーは絶対に裏切らないんです。

1時間歩いて900kcal消費すれば確実に120g体脂肪が消える。減量ってのは結局、この積み重ねなんじゃないかと、悟りつつあります。

それでは、次回からローファットダイエット検証編という形で不定期更新していこうと思います。

ご期待ください。
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