1日1000kcal生活:day21 ドキドキ結果発表

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 なんだかんだで、あっという間に、20日が過ぎましたね。早いものです。
 近頃、トレーニングのほうに集中しすぎて、正直減量食について深く考えなくなっています。
 「別に腹に入れば何でもいいだろ」
の精神で、1000kcal未満になるようにだけ気を付けながら食事をとる10日間でした。
 さて、今日はこれまでの10日間の体重の推移についてみていこうと思います。

10日間記録

  体重 約0.9㎏ 体脂肪-0.8%
 なるほど。これが停滞期ですね。大変よくわかります。低カロリー生活が一定の期間過ぎたことで、身体が完全に基礎代謝値を落としています。
 僕は、勝手にこの現象をブレイク状態と読んでいますが、このブレイク状態に入ると多分抜けるまでは体重減少をもとには戻せないと思いますね。
 実は、チートデイを定期的に設定するのはこの状態にはいらないためであったり、あるいは、入ってしまっても、そこから抜け出すためなのですが、正直、チート一日で必要カロリーを摂りきるというのは凄く難しかったというのがほんとのところですね。
 さて、普段はあまり、公表していないのですが。ちょっと今回はグラフのほうを載せていこうと思っています。
サイズ調整も方向調整もできないので、許してクレメンス。
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これが、この期間の体脂肪・体重減少ですね。青い線が体重、黄色い線が体脂肪です。
もちろん緩やかに落ちてはいますが、体脂肪が何度も何度も上に反発して上がろうとしているのがお分かりいただけるでしょうか?
 ちなみに、一番大きく落ちているのが点線の位置で、これはチートデイの翌日になります。
 このように、身体は、あまりにも厳しい摂取カロリーの制限をかけると、完全な防御状態かつ、完全な機能オフモードに突入し、自動で消費するエネルギーを抑えようとします。この状態のままだと、全然効率よくエネルギーが燃えません。
 参考までですが、食事の内容はほぼブロッコリーと鶏むね肉のみ。さらに、毎日有酸素運動で強制的に500~800kcal程度のエネルギーを消費しています。理論上の基礎代謝が2500kcal弱で活動消費が1000程度、つまり、合計すれば3500kcalは毎日マイナスなので摂取カロリーを差し引いても、体脂肪にして0.3㎏10日で3㎏は落ちていないといけない計算ですが、そうはなっていませんね。
 ここから言えることは、1000kcal生活は、一定のところで急に痩せなくなるということです。わずかに1か月を待たずに、このブレイク状態が来たのはちょっと意外でしたが、このあたりは有酸素運動で強制消費したことが期間を速めたのだと思います。
 身体が出しているサインは明らかで
 「このままやったらお前死ぬぞ」
 です。
 たった10日ですが結論から言って、1000kcalはおそらく効率的に痩せるには向いていないエネルギー量なんじゃないかという疑いが強いです。

長期記録

 さて、いい機会なので、もう少し長いスパンでの体重減少を見てみましょう。
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最初の一か月は、ミールリプレイスメント二食置き換え生活です。
次の1か月は糖質制限+ミールリプレイスメント。
そして最後の一か月が、1000kcal生活です。

摂取カロリーは最初が2500kcal程度。次が1800kcal程度。最後がもちろん1000kcalです。

グラフを俯瞰してみると、わかることがありますね。
どの減量法も、導入時には一定の効果がある。ということです。
ただ、大体2~3週間をかけて身体がその食生活に対応してしまい、減量効果が落ちてきます。
 これがまさに、ホメオスタシス。恒常性維持機構の働きなんでしょうが、素晴らしい機能ですね。
 僕としては、体脂肪30㎏を誰でも安全に落とせる手法を開発したいので、そのためには、このカラダが慣れるという現象とどう付き合っていくか、考えないといけないなと思っています。
 このグラフを見ていて、ちょっと思ったのが、じゃあ、慣れる前に、ローテーションしながら痩せていったほうが賢いんじゃないかなということです。
 糖質制限→カロリー制限→糖質制限という風にローテーションする方法が一つ。
 もう一つは、カロリー制限→筋力アップ体重維持期間→カロリー制限
 というふうに、減量そのものをオンオフする方法です。
今後、実験していくなかでこのあたりを試していきたいなと思っています。
 結局、何をやっても身体は優秀で、ちゃんと体重が落ちないように工夫するもんなんだな。と、感心しています。

体感・所感

いろいろやってきて感じるのは、どの減量法も一応効果があるんだなってことです。苦しさというかしんどさでいうなら、減量開始時の空腹感が消えるまでの期間だと思いますね。
 これは特に、糖質を制限しない減量法において、すごく顕著だったなと思います。
 直近の1000kcal生活について、特に感じることはやはり、有酸素運動中に感じる強烈な倦怠感です。
 大体高強度の有酸素運動を30~40分継続したあたりで身体が、もうやめたい、しんどい、足が痛いなどの、悲鳴を上げます。
 ケトジェニックダイエットやミールリプレイスメントの置き換え中にはほとんど発生しなかった現象なのですが、カロリーを厳しく制限すると途端に激しく感じるようになりました。
 この現象を僕は、『致命傷以外の痛みは錯覚』現象と名付けて無視するようにしていますが、普通のメンタルのダイエッターの場合ほとんど有酸素継続は不可能だと思います。
 以上の点を考慮して、次の10日間の制限生活には少々の工夫をしてみたいと思っています。

day21~ 1日1000kcalNEO

いつかはやってみたかった検証なんですが、誰もが一度は抱いたことがある疑問について向き合っていきます。

そう、「ほなら3000kcal消費するなら毎日ハンバーガー食べてもええんやないの?」

です。

さすがに、3000kcalを毎日消費するというのは現実的ではありませんので、実際には、2000kcal摂取して1000kcal消費していく生活でもともと毎日1000kcal摂取するのとどっちがたくさん体重が落ちるかを検証したいと考えています。

このシークエンスはもう一つ意味があって、それは、身体のホメオスタシス基準となる状態を上書きすることです。
 これまで身体は減量開始前の3か月前の姿を基準として、その状態に戻そうと基礎代謝を下げたり日中に眠気を呼び起こしたりしてきたのです。
 この「元の状態」を『3か月前』から『3か月後』に上書きさせる作戦なんですね。
 単純な話をすれば、身体は一定期間の間同じ状態を継続すると、その状態をゲームでいうセーブポイントのように記憶して、そこを基準に痩せたとか太ったとかを把握するようにできているのです。
 なので、今回の10日間、ハードな体重減少を避けて、身体をこの状態にならすことに集中することで、身体をいったん安心させて、セーブポイントを作ろうということですね。
 これが重要になってくるのは、もちろんこれからの体重減少に勢いをつけるためでもありますが、将来的なリバウンドを抑制するためでもあります。
 こまめに身体にセーブポイントを更新させれば、減量生活が終了した後でも、身体はもとの減量開始前の状態に戻ろうとはしないので、リバウンドが抑えられるという仕組みですね。
 うまくいくかはわかりませんが、あえて、カロリー調整を白米で行うことで、減量終了後の生活に近づけるというのも一つの狙いではあります。

 どうぞ、ご期待ください^^


ではまた!

追伸

実は、この10日間の間に、体重が落ちなかったのはチートデイが3日入ったからじゃないかという疑いもあります。資格試験の前後なども含めてかなりオーバーカロリーの日もあったかなと記憶しています。
このあたりも引き続き、研究していきたいですね。

おまけになりますが、一番最近食べたチートミール1食3㎏ビビンバ丼です。
この後、デザートにミニストップのチキンを食べました。(カロリー調整)

とりあえず、体重落ちたから、ええよな!(震え声)
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