ワンランク上のWebエンジニアを目指す

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ワンランク上のWebエンジニアを目指す

今日は番外編を投稿しています!普段は連載を読まれない方にも是非読んで頂ければと思います。

プログラミングを勉強して、新たなキャリアを目指す方は多いかと思います。
特に、インターネットやスマホの普及に合わせてWeb系のエンジニアを目指す方は沢山いらっしゃいます。
しかし!
沢山の方が同じような事を考えているので、なかなか思うように就職できなかったり、案件を獲得できなかったりする場合も実はかなり耳にします。

そこで一つ提案ですワンランク上のWebエンジニアを目指してみませんか?

ワンランク上のWebエンジニアとは?

では、ワンランク上のWebエンジニアとは何でしょうか?

聞いた事がある方もいらっしゃるかもしれませんが、

フルスタックエンジニアと呼ばれているエンジニアです!

フロントエンドからバックエンドを含めたデータベースなどを含めた開発を手掛けることのできるエンジニアです。

え〜!と思われるかもしれませんが、このレベルのエンジニアはまだまだ数が少ないのが実情です。会社でのWeb開発に携われる場合には、この道が開かれていてこのレベルへのステップアップがある程度可能です。

しかし、フリーランスや独学でWebプログラミングを学んでいる場合にはハードルが高いと言われている分野です。

なぜハードルが高いのか?

ハードルが高いのには理由があります!
大きな理由は、「サーバー」に触れる機会がフリーランスや独学の場合極端に少なくなるのが一板の理由です。

もちろん、仮想マシーンやDockerなどを活用すると、開発用のPCの中で「仮のサーバー」を作って同じような勉強ができます。そういう学習方法も沢山紹介されています。

ところが、なかなかわからない場合がこれまた多いのです!
その理由はイメージしづらいと言うのが大きな障害になっている場合が多いのです。実は、イメージできないものは記憶に定着しにくいのです。

ではどうしたらいいのか?

話はシンプルです、イメージできるようにすればいいという事です!

どうしたらイメージしやすいかというと、実際にサーバーを作ってしまうのが一番です。
サーバーを作るなんて!?
と思われる方も多いと思いますが、意外に簡単にできる方法があります。

それは、最近連載を始めた「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」を利用する方法です。ラズベリーパイは1ボードのコンピュータで最新の一番高いモデルのスターターキットならば、2万円前後で手に入れる事ができます。サーバー用途なら、メモリ容量のもっと少ない、2GBや4GBのモデルにすれば1万円ちょっとでケース付きのラズベリーパイが入手できます。

これをサーバーに仕立てて、実際にサーバーの設定からバックエンドまでを作る「体験」をする方法です。

なぜラズベリーパイが優れているのか?

でも、本当に?と思うかもしれません。

優れているのには、きちんと理由があります。

仮想マシーンの場合は、同じPC内で動いているので
別のコンピュータとして認識できない
という大きな問題があります。

ラズベリーパイのように別の箱に入っているコンピュータの場合、見た目が完全に別のコンピュータなので

バックエンドのサーバー

フロントエンドのWebブラウザ

区別がハッキリします。

つまり、イメージしやすくなります。

もう一つは、実際にサーバーを設定する部分はゼロから行うことで、サーバー設定に必要な事を実際に体験できます。

いかがですか?

まとめ

ワンランク上のWebエンジニアとして成長する上で重要なのは、システム全体を理解することにあります。

これを開発用のPCとラズベリーパイという小型で手軽に入手できるコンピュータを利用することで、サーバーとネットワーク、Linuxの基礎知識を体験しながら身につけることが可能になります。

サーバーというととても大きなコンピュータというイメージがあるかもしれませんが、実際は、ネットワークで繋がった一つのコンピュータです。
実際は、沢山の人が使うので大きなコンピュータを使いますが、基本設定は同じです。自分の手でWebシステム全体を作って設定して実際に使ってみることでその理解度は飛躍的に向上します。

つまり、独学でもフリーランスでもフルスタックのエンジニアに必要なスキルと経験は体験できるということになります。少なくても、フルスタックへの足掛かりにはなります。

1〜2万円強の投資は必要ですが、その価値は十分にあります。

これからしばらく、ラズベリーパイを利用した活用事例を連載していきますので、ぜひご覧ください!











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