今回は、ダイエットを直接的に成否を分けるポイントである、食事について
お話していきたいと思います。
食事に対して神経質になりすぎる方は、今回の記事を是非参考にしてみてください。
まずは完璧主義を捨てよう
まず、大切なのは完璧主義を捨てることです。
現代の生活で完璧な食生活を目指すのは不可能です。
ベストを目指すのではなく、ベターを目指していくスタンスでいきましょう。
食材選びでストレスを感じていては、元の子もないですからね。
厚生労働省の推奨する三大栄養素の比率なども、特別根拠があるものではありません。
周りの声に惑わされすぎずに、自分の体の状態に気を払うことの方がよっぽど重要です。
まずは主食、主菜、副菜、それに加えて汁物なんかがあればバッチリだ!
くらいの心持ちからスタートしていきましょう。
では、具体的にどのような点を気を付けるか、もう少し分解していきましょう。
タンパク質は最低限確保しよう
炭水化物、脂質、タンパク質といった3大栄養素がありますが、絶対に押さえておきたいのはタンパク質です。
タンパク質は私たちの皮膚や筋肉、髪や爪など私たちの体を作る材料となります。
美容の観点から言っても、タンパク質を抜きにすることは考えられません。
タンパク質という栄養素は体の中にストックしておくことが出来ないので、
食事でしっかり摂取していく必要があります。
まずは1日あたり自分の体重×1グラムを摂取していくように心がけましょう。
50キロの人なら1日50グラムということですね。
糖質を過剰摂取している方や厳しいカロリー制限をしている方はタンパク質が圧倒的に足りていないケースが多いです。
まずはタンパク質を最低限確保する。
これを意識していきましょう。
糖質を摂る
糖質制限の流行からダイエット中は糖質を控える風潮がありますが、問題なのは過剰な摂取です。
適量の摂取であれば基本的に全く問題ありません。
なので、怖れずに食べましょう。
人間には基本的にエネルギー源が必要になります。
エネルギーとなる栄養素は基本的に糖質です。
脂質をエネルギー源にすることもできますが、知識がないと難しいですし、
食事の選択肢に色々と制約が生まれてきます。
糖質も脂質も足りていないと体がエネルギー不足でフラフラになります。
糖質が足りていないと、タンパク質を分解して糖質に変換する糖新生が起こります。
これが起こると体重は減少しやすくなりますが、筋肉も分解されてしまい
脂肪を燃やす根本的なダイエット成功には繋がりません。
毎食おにぎり1個分くらいの糖質は気にせず摂取してみましょう。
1日150グラムくらいは気にせずに摂取することをオススメします。
加工食品を控える
栄養素を気にすることはたしかに、大切です。
しかし、食欲を乱す原因についても考えるのもすごく重要です。
食事において最も食欲が乱れる原因は加工食品です。
加工食品の定義として、食材が原型を留めていないもの、保存が効くパッケージ化された商品などを思い浮かべていただければOKです。
もっと言うと、おじいちゃんおばあちゃんが若いころ食べていただろうか?
などとイメージする感じでもOK。
加工食品は現代技術の結晶とも言える技術を駆使して消費者の「やめられないとまらない」を作りだします。
カロリーあたりの栄養価や満足度も低いので食欲の乱れにも繋がりやすいのです。
加工食品を常食化している方は接する頻度を控えて自然度の高い食品を心がけるだけでも、ダイエットは非常にラクになっていきます。
加工食品を悪く書いたようですが、加工食品で食生活が大変便利に豊かになりました。
私も大好きです。
大切なのは依存中毒状態を脱してうまく付き合っていくことが食事を楽しむ上でも重要なのではないでしょうか。
まとめ
まずは完璧を目指しすぎずに、元の食事から相対的に改善していきましょう。
食べないことがダイエットではありません。
まずは必要なモノを確保してから、要らないものを削ぎ落していくことが重要です。
食事を楽しんで、生活の質を高めていきましょう!
それでは、また!