これからの大学進学の適正試験になるかもしれないレインボープロジェクト!

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今回は大学入試の模擬試験のやり方についてです。

その内容はアメリカのものですが、これから日本でも大学入試のあり方が変わってくると思いますので参考になるかもしれません。

というのも、これからの時代はアイデアが大事になってきます。

そして、そのアイデアを具体化して、人にその価値を話して説得できなければいけません。

というのが、今回の内容です。

SATよりもGPAを予測できるレインボープロジェクト!

タフツ大学のロバート・スタンバーグたちは、大学入学に関して理論を評価するために3つのプロジェクトが作成した。

それは伝統的なSAT(大学適正試験)と実務的知能と創造的知能を組み合わせることで新しい入学試験を開発した。

その結果、第一にこの「レインボープロジェクト」は、1年目の大学の学業成績の予測を向上させると同時に、学力適性と比較して、予測評価で民族グループ間の差異を減らすことができることを実証した。

第二に、SATスコアのみよりも、学業成績および課外成績の予測を改善した。

しかし、通常表れる民族グループの違いは消えた。

第三に、必修科目でも同様に成功を示した。

これらのプロジェクトは、カレッジや大学の入学手続きを強化する上での、成功した知能の拡張理論の適用を実証した。

そして、これは大学1年次のGPA(成績平均点)を予測する上でSATよりも2倍有効だった。

また、学問の卓越性と多様性を同時に高めるられるようです。

そういう知能の理論で、これらの両方の目標を達成する方法があります。

この理論では、知性は、新しいアイデアを生み出す創造的なスキル、それらが優れたアイデアであるかどうかを見分ける分析スキル、そしてそのアイデアを実装して他の人たちにその価値を説得する実践的なスキルで構成されると仮定しています。

このプロジェクトには、SATを補完する分析的、創造的、実用的な能力のテストの内容が含まれています。

このテストにより、大学合格の予測が大幅に増加し(初年度のGPAで測定)、多様な民族グループのメンバー間のスコアの差が減少するのです。

ちょっと一言

将来は、色んなことを知っている人よりも、アイデアを組み立てるのがうまい人の方が大学に入りやすくなるかもしれません。

ただ、今のところ、大きく変わる感じがまだしませんが、将来どうしても成功したいとか思うのであれば、こういう能力は絶対に必要です。

もちろん、大学入試の知識も必要です。

ただ、これからの時代は発想力が求められていく時代になっていくと思いますので、そういうスキルいくつであろうが身に付けておいて損はないと思います。

参考文献
Successful Intelligence: A model for testing Intelligence beyond IQ tests
Increasing Academic Excellence and Enhancing Diversity Are Compatible Goals
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