霊的護身(自分を祓い清める)その3 化粧による祓い

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コラム
【化粧による祓い】
縄文時代の人々は顔をはじめ、全身に刺青をしていた形跡が残っているそうです。
裸になっても取 れない意匠は、皮膚を通して体内に悪霊を入り込ませないための最大の手段です。

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現代でも世界のあちこちに同様の風習が残っている 民族がいます。
日本人も「遠山の金さん」的な刺青も 神仏様の図柄が多いことから、肉体そのものを魔から 護る方法だったことと思います。


身を彩る護身法は、今も「化粧」という形で私たち の日常に生きています。

頭部は肉体の中で最も霊力を 帯びる部分であるから、素顔を見られることは己の霊 性を敵に知られる=弱点を知られることになりかねな いことからきたものです。

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古代の男性は戦いのとき、顔に化粧をしました。
そういえばジブリ作品にも登場していましたね。

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いわば化粧は強力なアーマー=防護具でした。顔の中でも特に目には強い霊力があるとされます。 

なので、目を大きくすることや周囲に色を塗ることは、攻と防どちらの力も増すことになります。

また、鏡と同様、櫛も護身の役に立ちます。伊弉諾命が黄泉の国から追っ手を祓うために櫛を投げ ました。髪の毛という霊力を帯びた肉体を手入れする櫛には、強い力を持っています。また鏡ととも に、櫛には女性の念が籠るといわれています。装いの道具や装身具は、特に女性には力強い古代から の祓いの方法です。日々の装いに願いを込めることで、女性はさらに美しく強くなります。


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