おすすめ映画<マイ・エレメント>観てきました

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夏休み中の子供にせがまれて久しぶりに映画館へ。
丁度8/4(金)から公開された「マイ・エレメント」を観てきました。

四柱推命的な価値観が含まれていたので、これはレビューしないといけないと思いましてそこら辺にフォーカスして書いてみます。
<以下少しだけネタバレ含みます>

この映画の世界では、「エレメント」という種族のようなものがベースとなった「人」が生活しており、「エレメント」が違うと家族としての生活や深い関わり(直接的ですが子孫を残すこと)が一般的にはできないような設定になっているようです。

その「エレメント」は目視する限り、水と火、そして木と大気(煙?)の4つが存在し、それぞれの種族がだけが暮らす故郷(ホームタウン)と、4種族が混じり合って暮らす大都市(今回の映画の舞台)があるようです。

主人公の女性(エンバー)は炎族。そしてボーイフレンドのジェイドは水族。

この炎族は他の種族に触れると一定の危害を加えてしまう設定で、木族の体や葉を炎上させてしまうシーンが出てきます。

もちろん、炎族は水族に対しても体を蒸発させてしまう攻撃性を持っている一方、炎族としても水に触れると体の一部が消失するため、大量の水を浴びたり、水の流れに落ちると命を落としかねないという状況にあります。

要するに水と火の関係でありながら、作中ではお互い相入れない、相入れてはならないと言われている者同士が恋をする、禁断のラブストーリーという訳です。

四柱推命でも、その人の生まれた日により五行が振り分けられ、日干が規定されるため、この映画ほど見た目で分かるものでもないですが、人間の世界もある意味五つの種族がひしめき合いながら暮らしている世界であると思いました。


水と火の関係性に戻ると、易学の中に”水火既済”という考え方があります。
水と火がそれぞれ最適なバランスで均衡し最高潮の状態を表すという意味です。

四柱推命にも火の五行の陽干である”丙(ひのえ)”と水の五行である陽干”壬(みずのえ)”の力が均衡することを光輝相映といい表します。

大海原の上に太陽が輝き、水面にキラキラと太陽光が反映している像を思い浮かべていただければ、そちらが光輝相映になります。

命式の中に水と火が入っている人で、どちらかが用神となっている場合、
用神ではない方を弱めるというのがセオリーとはなりつつも、
上記のような光輝相映パターン(バランスをとるパターン)も存在しているのが四柱推命の面白いところでもあり、難しいところでもあります。

私の場合、仕事の用神が丁(炎)でありますので、水(雨を表す癸)はよろしくない干関係となります。

しかしながら、仕事の内容に応じては水の五行がプラスの役割を成していることも分かっているので、んー難しいですね。バランスが大事ということかと思います。

いま私は亥(水属性)の大運の真っ只中なので、水勢力が勢いを増しておりますから、あまり水贔屓になって、丁が弱まり、仕事の足元を掬われないように慎重な振る舞いが必要と認識しております。

映画では最終的に主人公たちも水火既済を成し遂げておりました。

その後のエンドロールでもこの世界の価値観に変化が生じたのか、
種族交流がより一層広がっているような状況も描かれておりました。

ただ最終的には種族がどうだ、五行がどうのこうのは関係がなく、
やっぱり人間なんですよね。

単純に”その人の人間性に惚れた、性格が好きになった”という部分が
ストレートに真実であると思いますし、
人間誰しもに共通する大事なところだと改めて感じた次第です。
愛は何よりも強い。これに尽きるのかもしれません。

西洋文化の代名詞でもあるディズニー作品で、東洋文化である四柱推命を彷彿とさせる作品でもありましたので、趣き深く鑑賞できました。

皆様ももし興味ございましたら是非ご覧ください^^















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