前回の続きです。
「少しずつ、少しずつ」には良い意味があることを前回お伝えしました。
そして、さらに良いことがあると、最後に書きました。
その「さらに良いこと」について今回はお書きします。
実際に「少しずつ、少しずつ」を行っていただければわかるのですが、「少しずつ」の範囲が微妙に広がっていきます。
私の場合であれば、掃除開始当初は、上縁面だけをクエン酸入りシートで拭き取っていたのですが、2か月ほどで継続していますと、エプロン部分の水垢が気になり、そこも上縁面と一緒に拭き取るようになりました。
まだ、目に見えてきれいになったという実感はありませんが、数か月もすれば実感も感じられるようになるのではないでしょうか。(笑)
別段、エプロンを掃除しなければと思ったのではなく、ふとエプロン部分が気になりそのまま拭き取り始めただけですから、面倒に感じることもありません。
上縁面と同じで「サクッと」拭き取っているだけです。
このように、少しずつは1回でさほど労力を使わないので、隣りが気になると手を伸ばしやすい特徴があります。
そう、少しずつは広がりやすいのです。
あと、質も高まりやすいです。
毎日サクッと拭き取るのですが、この拭き取り方も右側から行っていたものを左側から行ってみたり、利き手で行っていたものを反対で手行ってみたりと、別段、質を高めようと思っていないのですが、試行錯誤を勝手に始めて結果的に手際よく効率的に行うようになっています。
サクッと拭き取るのですから、20秒もかかりません。
20秒もかからないのに、その20秒の中で、勝手に試行錯誤している自分がいるのに気づくと、プッと笑えたり、頼もしく感じたりもします。(笑)
ここから、私は、人であれば誰でも等しく向上心を生まれた時から持っているのではないかと感じています。
向上心は持つべきものでも鍛えるべきものでもなく、“気付くもの”ではないでしょうか。
(もっとも、私はそう確信していますが。笑)
本来の向上心ではなく、後付けの向上心を持とうとするから持てなかったり、たとえ持てたとしても持続性がないのは、まがい物のだからではないでしょうか。
(もっとも私は、そう確信しています。笑)
話が少しそれ始めたかもしれませんが、「少しずつは、広がりやすい」。
これもぜひ実感していただきたいですね。
本来の向上心に気付けるかもしれませんよ♪
かゎら