少しずつ、少しずつ

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コラム
前々回の記事で「上縁面」を題材に書き綴ってみました。

今回は、その続きです。

前々回の記事の最後に「少しずつ、少しずつにも意味があります。」と、書きました。

その意味とは、例えば、浴槽の上縁面の清掃をもうヘロヘロになるまで一生懸命に行った結果、新品同様にまできれいになったとしましょう。

そして、その翌日、皆さんは浴槽を清掃するでしょうか?

たぶん、することはないと思います。

こんな思考もわいてくるでしょう。

「また、少し汚れてからでいいよね。」

「昨日、あんなに頑張って掃除したのだから、今日くらいはしなくても良いね。」

などなど。(笑)

次の日に続きにくい、続かない。

それに比べて、「少しずつ、少しずつ」は、サクッとできることを毎日、何か月も続けて行います。

1回の清掃を無理をすることなく、そして、何か月も継続するので、習慣化されます。

例えば、掃除を始めて3か月後に浴槽がきれいになったとしましょう。

その間に、サクッと清掃が習慣化してしまい、何も考えることなく当たり前のように行うようになっていた場合、浴槽がきれいになったからと言ってやめてしまうと思うでしょうか?

多くの人は、そのままサクッと清掃を続けると思います。

続けようと思い続けるのではなく、ごく自然に続けると思います。

これから先ずっときれいな浴槽に入り続けられる、とても良いと思いませんか?(笑)

気持ちよく過ごせる時間がサクッと増える、素敵ですよね。

「少しずつ、少しずつ」には、そういう意味があります。

「一度に、一気に」は、持続性はあまり期待できません。

達成感や、やった感は得られますが、達成した時点でゴールなので終わってしまいます。

少しずつには、達成感は、ほぼありません。

ある時(浴槽の上縁がきれいになったと気付いた時、数か月後)感じるかもしれませんが、一度に行った時ほどのものはありません。

でも、充実感は日々感じられえます。

浴槽を毎日きれいに掃除をしている実感がありますので、それはしっかり自覚が出来れば「充実感」となります。

充実した日々を過ごせるのも素敵だと思いませんか?

そして、さらに良いことがあります。

この続きは、次回に。(笑)

かゎら



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