埼玉県越生町(おごせまち)でパーソナルダイエットジムLTBを運営している小峰です。
ダイエットしてリバウンドを繰り返している方に質問です!
「痩せる」ってどういう意味か考えたことありますか?
今回は痩せるの意味について紹介していきます。
「痩せる」=「体重が減る」ではありません。
まず始めに「痩せる」ことは「体重を減らす」ことではないということを頭に叩き込んでください。
でないと、体重に一喜一憂させられる苦しいダイエットになってしまいます。
お風呂やサウナに入って大量に汗をかけば体重は減りますし、食べ物や飲み物を口にしなければ体重は減ります。
しかし、それは本当の意味で痩せたことにはなりません。
では、本当の意味の「痩せる」とはどういうことか?
それは、体の余分な脂肪を減らすこと。
正しいダイエットとは、体の脂肪を減らすことなんです。
体重が減る=何が減っているかが大事!
体重計に乗って、体重が減っていると嬉しいですよね。
でも、体重が減っている時に「体から何が減って体重が減ったんだろう?」って考えたことはありますか?
体が軽くなったんですから、何かが体から無くなっているわけですよね。
体から「何」が減ったかによって今後のダイエットにも影響してきます。
体重が減る時は、次のような物が体から減ります。
・脂肪
・食べ物
・水分
・排泄物
・筋肉
これらのような物が体から出ていくことで体重は減りますが、「脂肪」以外が減った場合はリバウンドしやすいです。
食べ物や飲み物を口にしないで減った体重は、食べたり飲んだりすれば体重が元に戻るのは想像つきやすいかと思います。
排尿や排便後に体重を測定すれば体重は減っています。
でも、また尿や便が体に溜まれば体重は増えます。
これらは体重を変化させやすいと言えますね。
しかし脂肪は違います。
脂肪を1kg減らすには、約7000kcal消費する必要があります。
言い換えれば、脂肪を1kg増やすには約7000kcal摂取しないと増えないんです。
1日の摂取カロリーは、個人差はありますが約1500kcal前後。
単純に計算して、脂肪を1kg増やすには約5日かかります。
でも、人は仕事をしたり、運動したり、呼吸したりして、カロリーを消費しています。
つまり、脂肪を1kg増やすには5日以上かかるわけです。
こう考えると脂肪ってなかなか増えないんです。
このように、体重が減った時に脂肪が減ったのかどうかが重要なんです。
脂肪が減っているか確認する方法
脂肪が減っているかどうか確認する簡単な方法は、体重計に乗って「体脂肪率」の変化を観察することです。
体脂肪率とは、体を占める脂肪の割合のことで、%(パーセンテージ)で表示されます。
例えば、体重が減って体脂肪率も減っていれば、脂肪が減って体重が減ったと言えるでしょう。
しかし、体重が減っているのに体脂肪率は変わらない、むしろ増えている場合は、脂肪以外が減っていると言えるでしょう。
体重計に乗って体重と体脂肪率を測定してみましょう。
体重・体脂肪率の落とし穴
実は体重・体脂肪率は日内変動します。
つまり、1日の中でも違うということです。
個人差はありますが、朝と寝る前に体重・体脂肪率を測定すると、1〜2kgは違います。
日内変動するのは、飲食や排泄、運動に影響されるからです。
興味あれば、朝一と寝る前に体重、体脂肪率を測定してみてください。
体脂肪率の目安
下の表は、女性の体脂肪率と肥満の目安です。
40%以上 肥満
35〜39% 中度肥満
30〜34% 軽度肥満
23〜29% 標準
16〜22% 引き締まった体
15%以下 極限まで絞った体
15%以下になると、生理不順になる危険性があります。
体重測定のタイミング
脂肪が減ったかどうかを測定するには、条件を揃えることが大切です。
条件を揃えないと、脂肪が減ったのかどうかということが分かりにくくなってしまいます。
体重を測定するタイミングや条件を揃えて体重を測定することで脂肪が減ったかどうかがわかるようになります。
そのタイミングは、朝起きて排尿した後です。
朝食や水分を摂る前です。
前日の夕食の時間や内容によって多少変動してしまいますが、朝起きて排尿したタイミングが一番条件を揃えやすいです。
入浴前に毎日測定している方もいますが、入浴が夕食前後なのか、排尿・排便前後なのか、またはその日の仕事の量などで変動しやすいのでお勧めしません。
また、体重を測定する条件を揃えたいので、測定する時はなるべく下着一枚になって測定したり、毎回同じ衣服を着て測定するということも重要です。
今回は【9割が勘違いしている「痩せる」の意味】というテーマでした。
わからなかったことがあれば、すぐに調べるか質問する癖をつけると、知識が増えて痩せやすくなりますよ。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。