好感度を上げるためのちょっとした手段を紹介

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皆からの好感度上げたい、というのは誰しもちょっぴり思ったことはないでしょうか?私はあります、、

そんなもんいらない!自分は一人でやっていくんだという人であっても、仕事だったり日々の生活においては、好感度が高いほうが何かと有利だったりするのです。

そしてそれは、EQ(Emotional Intelligence)と呼ばれる感情知能指数の度合いによって左右されると言われています。

心理学者で作家のダニエル・ゴールマンは、1995年発売された"EQ"という本で、その用語を広めました。自分自身と他人の感情を認識し、自分自身をやる気にさせ、人間関係の中で感情をうまく処理する能力であるとしています。
また、イェール大学のピーター・サロベイ博士、ニューハンプシャー大学のジョン・メイヤー博士は1997年にEQについての再定義を行い、以下ようにまとめています。
(1) 情動を正確に知覚する能力
(2) 思考を促進するために情動を利用する能力
(3) 情動とその意味を理解する能力
(4) 自己の情動を管理したり他者の情動に対応する能力

シックスセカンズジャパン ttps://6seconds.co.jp/eq-articles/emotional-intelligence

EQが高い人が職場や学校での生産性を上げ、周りの雰囲気を良くするのだとしても、じゃあ実際に私たちができる行動は何だろう?という方が気になりますよね。

ということで今回は、社会の中であなたを好意的に見せる方法について紹介していきたいと思います。

1.アイコンタクトをとる

そりゃそうでしょ、と思うかもしれませんが、相手に影響を与える意味ではかなり効果的な方法になります。

人にとって"自信"というのは魅力的に写りますが、「では自信を持ってください」と言っても難しいですよね。そこで目で見るというアイコンタクトを利用することで、自分の自信を相手に示すことができるのです。

もちろん、人をにらみつけるような感じで直視してしまったら、それは否定的にとられてもしょうがないですが、基本的には好意的に受け入れれられることが示されています。

人間には社会関係の形成、維持に対する基本的なニーズがあり、これらのニーズの実現は本質的に前向きです。

別の人の直接の視線は、自分へ注意を向けられていることと、社会的包摂(包み込むこと)を示すため、直接的な視線は、肯定的な感情反応を引き起こすと推測されます。

Affective Eye Contact: An Integrative Review/Jari K. Hietanen/Front. Psychol., 28 August 2018

人の目を見て話すってのは緊張しますが、経験的に目をそらして話をしているよりも、たまにでも目線を合わせた方が相手のイメージが良いような気がします。

ただ、ずっと見つめるというのはしんどいし頭も回らなくなるので、個人的にはジェスチャーを交えながらたまに目線を相手方向にもっていくというのがいいのかなと思っています。

2.FORDメソッドの利用

仕事で新しい人とあった時、新しい街に移ったとき、打ち上げパーティーで知らない人ばかりの席になったとき、初めて顔を合わせる人と会話するのには緊張もしますし、一体何を話せばいいんだろうって思いますよね。

でも、別にそこまで親密な中でもないのにつっこんだ話をする必要もなくって、軽い話題で十分なのです。そして見知らぬ人と軽い話題で会話することを"Small Talk”と言います。

Small Talkの話題づくりの一つに、FORDメソッドを活用しましょう。
FORDメソッドに用いられる話題は、皆が通常体験しているようなものが中心です。

F:家族(Family)

さて、FORDの最も頭にあるFつまり家族ですが、ここは正直扱いが難しいなと思っているところです。相手の家庭環境が不明中、変に家族の話題を出すのがリスキーな可能性があるからです。

とはいえ、つっこんだ質問をしなければ問題ありませんし、相手がその話題から離れたそうにしているのであれば、次の話題に切り替えればよいだけです。
以下のような質問であれば、当たり障りなく切り抜けられるのではないでしょうか。

- 兄弟はいますか?
- 実家暮らしですか?
- ペットはいますか?

子供を作る予定か?とか、両親との関係はどうかといったセンシティブな質問は避けたほうが良いですね。そういった質問をいきなりされたら、「えっ?何この人」て思われるかもしれません。

O:職業(Occupation)

人生のある時点で働いたことがある人が多く、大部分を仕事に費やしているので、仕事について尋ねることはコミュニケーションにおいて有効だとされています。

仕事への質問はその後の話題に繋げやすいので、個人的には結構使えると思っています。

質問としてはこんな感じです。
- どんな仕事をしていますか?
- 今はどの場所で働いていますか?
- 通勤は何で移動していますか?

どのくらい稼いでますか?とか、同僚の○○さんについてどう思いますか?的なことは辞めておきましょう。

R:レクリエーション(Recreation)

レクリエーションとは、誰かが持っている趣味、興味好みのことを指しています。
私たちは皆、私たち独自の個性をもっているので、趣味対しての質問は、相手の個性を知る助けになります。

- 今週末の予定は?
- 本を読みますか?テレビ見ますか?Youtube見ますか etc...
- その趣味を初めたきっかけは何ですか?
といった質問は、相手を知るのに簡単で良いと思います。

逆に、それって面白いですか?とか、こっちの趣味の方が面白くないですか?みたいな文言は控えるようにしましょう。(そんなこと言う人はいないと思いますが…)

D:夢(Dream)

夢を聞くことは、その人の内側にある本質的な思いを知ることに繋がります。"Small Talk"という意味ではそぐわないような気もしますが、その人についてもっと知りたいという時のきっかけになるかもしれません。

- 数年後、どこで働きたいですか?
- 何かやってみたいことはありますか?
仲良くなりたい人がいたら、是非夢について聞いてみてください。

FORDメソッドは、名前こそついていますが至って普通の質問です。

人との会話を始めるには、軽くて簡単な質問で十分なのです。無理に気を張らず、ありきたりな質問から初めて見るのが良いと思います。

2.見た目に気を配る

結局見た目かという話なんですが、結局見た目なんです。

アメリカブランダイス大学のレスリー・A・ゼブロウィッツ教授の論文によると、意識するしないに関わらず、私たちは顔から第一印象を形成せるとされています。また、カルフォルニア大学のアルバート・メラビアン教授による"メラビアンの法則"では、人がコミュニケーションをとるとき、相手に与える影響は、

- 言語:7%
- 聴覚:38%
- 視覚:55%

となっており、視覚情報は大きな要因になっていることがわかります。

とはいえ、持って生まれた身体をフォームチェンジするわけにはいかないので、出来る所からやってみましょう。

- 表情を柔らかくする
- ジェスチャーを使って表現する
- 話し方に抑揚をつける
- 服装に清潔感をもたせる
- 髪の毛をセットする

個人的に、清潔感については社会生活の中ではかなり重要だと思っています。

身にまとっている服装などで、あの人○○そうだな~などと考えてたりするので、服装や髪型、また匂いなどは意識して整えるようにしてみましょう。

3.まとめ

好感度については、周囲の環境要因だったりその人自信の性格にも影響されるものだとは思いますが、少しの努力で大きく変わる部分もあります。

また個人的に最も大事なことは、「自分がやられて嫌な(好感度を下げる)行動をとらない」だと思っております。

痩せたい!と思う人は太るための行動をとらないですし、サッカーの試合に勝ちたい!と思う人はあえてオウンゴールしないですよね。

なので、好感度を上げたいのであれば、好感度を下げる行動をとらないってのが、良い方策なのではないかなと思っております。

それでは、お付き合いいただきありがとうございました。
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