この方法は小林正観さんというスピリチュアルなベストセラー作家が著作で書かれていることです。
小林正観さんは若い女性から「早く結婚したいのに良縁に恵まれません。どうしたらいいですか」という質問をよく受けるそうです。
その時、正観さんは「男性と食事に行った後、男性が二人分を出そうと言った時に、あなたは(自分の分は自分で払います)と主張しませんでしたか」と聞くそうです。
すると良縁に恵まれないと言っているほとんどの女性は「はい、おごってもらうと借りを作ったようになって心苦しいから」と答えるそうです。
そこで正観さんは「二人分出したいと言っている男性がいたら素直に出してもらって、店を出てから、ありがとうと言ってください。そうしたら貸し借りはなくなるのです」と説明するそうです。
なぜ、「ありがとう」の一言で貸し借りがなくなるのでしょうか。実はありがとうという言葉にはものすごい力があって、「ありがとう」と言われた男性は幸せな気持ちになってすごく元気になるらしいのです。
そして、この提案を受け入れた女性は全員、1年半以内に婚約・結婚できたそうです。
正観さんは、私たちは「他人に甘えてはいけない」「自分の力で解決しなさい」と教えられてきたが、人の善意や好意を受け入れるという大事なことが抜けてしまったのではないかと言っています。
相手が二人分の食事代を払うことで幸せな気持ちになれるのなら、それを受け入れてあげることが優しさではないでしょうか。
善意や好意を貸し借りに置き換えてしまう人は、同じように貸し借りで物事を考える人しか近づいて来ないように思えます。
元より夫婦になるということは、貸しも借りもない次元の関係になるということなのです。
興味のある方は小林正観さんの「ありがとうの奇跡」(ダイヤモンド出版)という書籍を参照してください。
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