”頂上の先の景色” 変化の先に広がるあなたの可能性

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「地風升 上爻(ちふうしょう じょうこう)」

凶が出ました。

これは徐々に昇り進むことを教えているんですね。

でも、今回は「上爻」。

つまり、既に頂点に到達していて、これ以上の昇進先がない状態なんです。

例えるなら、登り詰めて眺めた高みでハッと気づいた瞬間。

目の前にはもう何もない。でも、そこで安心せずに、
ますます高みを目指そうとする心が表れています。

この上爻は、無理にでも進もうとする姿勢を戒め、

※1「息まざるの貞に利ろし」と言っています。

つまり、今はもう進むことを制して、静かに止まる時期なんです。

それには、ただ単に進まないように努めるだけでなく、
進もうとする心を謙虚にし、抑える必要があると教えています。

山を登り詰めたからといって、その先にはもう何もないこと。
そして、その高みで初心に戻り、努力を惜しまないことが大切なのです。

今、目の前には新しい道がなくても、
これを機に過去の経験を整理し、物事を断捨離してみてください。

そうすることで、未来の運気が上昇するチャンスにつながります。

総じて、のぼり詰めてもう進む先がない時は、
静かに立ち止まり、今やるべき事を淡々と進めていく事が、
良い運気に繋がります。

この時期を一つの学びとして捉え、
新しいステージへの扉が開く日を心待ちにしましょう。

そして、今日も良い一日をお過ごしください。

※1「息まざるの貞に利ろし(いきまざるの ていにきろし)」

「息まざるの」は、※2息を合わせることなく、
自然のままである事を指します。

一方で、「貞に利ろし」は、

堅実で着実な態度や行動が

利益をもたらすことを表現しています。

合わせて解釈すると、

「息を合わせずに、堅実で着実な態度や行動が利益をもたらす」
といった意味合いがあります。

これは、自分自身や状況に合わせず、

本来の姿勢や価値観を貫き、
着実な行動で成功を収めることを勧める言葉とされています。

※2「息を合わせる」という表現は、

主に他人や状況に合わせて
自分の本来の意志や考えを妥協することを指します。

これは、他人とうまく付き合ったり、状況に順応するために、
本来の自分とは異なる態度や行動をとることを意味します。

例えば、

自分の本当の意見や

価値観とは異なる立場をとることや、

他人の期待に応えようとして

自分を犠牲にすることが「息を合わせる」行動です。

これは時には

必要な柔軟性や協調性を示すことでもありますが、

過度に行われると自分自身を見失い、
本来の方針や目標から逸れることがあります。

一方で、「息まざるの貞に利ろし」の文言は、
その逆の概念を表現しています。

つまり、自分の本来の姿勢や
価値観を崩さずに堅実で着実な態度を貫くことが、

最終的には利益をもたらすとされています。

自分を大切にし、

他人や状況に振り回されることなく、

着実な行動で成功へ導く
というメッセージが込められています。
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