吉野水分神社

記事
ライフスタイル
吉野水分神社は水分と書いて「みくまり」と読みます。

神社は世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つとされています。水の配分を司る天之水分大神(あめのみくまりのおおかみ)を主祭神として、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)、少名彦神(すくなびこなのかみ)、御子神(みこがみ)、天津彦火瓊瓊杵命(あまつひこひこほのににぎのみこと)、玉依姫命(たまよりびめのみこと)、天萬栲幡千幡比咩命(たくはたちぢひめのみこと)の7柱を祀っています。創建年代は不明ですが、平安時代の延喜式では大社に列せられています。

「水配り(みずくばり)」が「みくまり」と訛り、更に「みこもり」と訛って現在は子授けの神として信仰を集めています。

現在、残されている建物は慶長9年(1604)に豊臣秀頼によって再建されました。本殿は一間社春日造り、左右の2殿は三間社流造りで、3殿を1棟続きとなっているこの神社独特の形式。7柱を祀っていることからこのような形式の建物になっているとのことです。

本殿をはじめ、幣殿、拝殿、回廊、透塀、楼門が国指定重要文化財に指定されていて、安土桃山時代の華やかな神社建築の特色を今に伝えています。

かつては金峯山寺に属する神社として修験道の行場の一つとなっていましたが、明治維新の神仏分離によって金峯山寺から独立して、村社に列せられました。

神職の方が神社について気さくに、丁寧に説明してくれます。
























サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す