【猫通信】はじめて「おかあさん」と呼んでくれたのは

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コラム
母の日ですね。

私はもうずいぶん前に母に会うことは出来なくなり、それから過去の闘病生活のなかで出産をしない人生を選択しました。

自分が誰かをお母さんと呼ぶこともない。
そして自分が「お母さん」と呼ばれることは一生ない。

そう思って生きてきました。

しかし、予期せぬことが起きたのです!

愛猫の里親になって初めて健康診断のために動物病院へ連れて行った日の事。

検査中の愛猫を待合室で待っていたその時でした。

「〇〇(愛猫)ちゃんのおかあさ~ん、受付までお越しください」と聞こえてきたのです!

おかあさ~ん!?

私が…‘お母さん’なんだとハッとしました。なぜかちょっと恥ずかしくもなりました
( *´艸`)

小走りで受付に向かい、「○○(愛猫)の母です」と伝え、受付の方と会話をしましたが、なんだかとても嬉しくて内容は頭に入ってきませんでした(笑)

ああ、私は人の母になることはないけど、今は愛猫の本当のお母さんから大切な命を託された、まぎれもない‘お母さん’なんだと実感したのです。

それからも動物病院に行くたびに「お母さん」と呼ばれます。

しかもご近所さんからは私が元気がないときに「○○(愛猫)ちゃんはママが元気なかったら心配になっちゃうよ!」と言われます(^^)

今日は母の日ですね。

愛猫に感謝です。私をお母さんにしてくれて、ありがとう。
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そして、言うまでもありませんが実際に私を生んでくれた母にも感謝しています。祖母からは、「未熟児で帝王切開で生まれてきた」と聞いたことがあります。

命をかけて、私をこの世界に生んでくれて本当にありがとうね。
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