1冊のテキストを完璧にするには
基礎力を固めるには1冊のテキストを完璧にすることが大事とはよく言われますね。
法律学習でも同じだと思います。
ただ、なかなかそれが難しい。
「読んでもわからない」
「おもしろくない」
と思いますよね。
中には難解な教科書・基本書を理解できる人もいます。
いわゆる「頭の出来が違う人」ですね。
今回は、それ以外の人を対象にブログを書いています。
なぜ「それ以外の人」がテキストを理解できないのか?
「才能がない」?
「努力が足らない」?
かもしれません。
ただ、多くの人が気づいていないことがあります。
「テキストに書いていない(さらっと書いてある)基礎基本を知らない」
ということです。
当たり前のこと過ぎてあまりきちんと書かれたりしないものの、法律を理解するのに必要な知識は、意外と多いのです。
これを知らないから前に進まないけど、テキストに書いてない(さらっと書いてある)から知らないことにすら気づかない。
それに自分で気付くのは至難の業です。
※ピンときた方は、こちらをご覧ください。
行間を読む
ある程度勉強が進んでくるとわかることですが、テキストに文字では書いていないものの、暗にメッセージを送っている箇所が度々あります。
いわゆる「行間」というやつです。
当然にある前提知識を共有していない「行間」は読めないのです。
ただ、「行間」を読めるようにならないと法律に対する理解は深まりません。
1冊のテキストを完璧にできるかどうかの分岐点は、ここです。
基礎力を固められるか否かの分岐点は、ここです。
伸びるか伸びないかの分岐点は、ここです。
合否の分岐点もここです。
「行間」を読むための知識は、一朝一夕には身に付きません。
また、知識だけでなくある種の「感覚」も求められます。
意識しながらコツコツ勉強することで少しずつ読めるようになるのです。
※ピンときた方は、こちらから!!
基礎を固められるか否かは、必ずしも方法の問題ではありません。
大切なことは、その前提を身につけたかどうか、そしてそれに執着できているかどうかです。